劇団四季『リトルマーメイド』2回目
2015年 06月 29日
もっと早くに行きたかったんですが、なかなか思うようにチケットが取れなくて、前回から二年以上経ってようやく二回目の観賞と相成りました。
しかも取れたのが真ん中ブロックの前から4列目とかいう凄い席!
俳優さんの表情もバッチリな反面、フライングが多い舞台なので終始顎を上げっぱなしで、おまけに前の人の頭に隠れたりで手前の方の芝居が見え辛いという難点もありました。
船の上のお芝居も見えなかったなあ…。
内容も結構忘れちゃってました。
アニメ版との差異もかなりあって、例えばアースラは単なる海の魔女ではなくトリトン王の姉で、王位を狙い姉たちや父王ポセイドンさえ殺害したために追放されたという因縁があったり、トリトン王が人間を毛嫌いしてるのは妃(アリエルたちの母親)を人間に殺されたと思っているからだとか、アニメ版だとアリエルの子分というか弟分扱いのフランダーが舞台版だとアリエルに恋焦がれていたりとか、そこまでやらなくてもというくらい変えられてますね。
必ずしも舞台向きの改変でも、お話を分かりやすくしているワケでもなさそうですが。
あ、姉たちのキャラを膨らませたのはわからないでもないですけれどね。

アリエル役は若手が抜擢されてるみたいですが(前回見た時はアンサンブルにいた娘)、表情がコロッコロっと変わるコケティッシュな魅力を持った女優さんで、アリエル役としての「歌」にも説得力のある美声でした。
エリックはアリエルが一目ぼれするほどの「ハンサム」?
というよりはファニーフェイスの持ち主で、喋ったり歌ったりという時に顔をクシャクシャにするのがちょっと気になりました。感情表現豊かとも言えますが。
そんなことに気付いたのも、席が前の方だったことと、鑑賞が二回目だったからで、前の時はアニメ版との違いばっかり気にしてましたけど、今回は純粋に舞台に集中出来ました。
「そこまで変えなくても良いのに」という不満はありますが、この舞台版も可能であれば三回目、四回目と繰り返し観ていきたいもんです。
前回観賞時の記事はこちら。
http://odin2099.exblog.jp/20400297/
【ひとりごと】
間近で観るとアリエルの衣装って結構ドキドキものですね。
またお姉さま達になかなか豊満な方が揃っていて……。

ラスト、なんか上から降ってきた~!