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『縄文の家殺人事件』<歴史探偵・月村弘平の事件簿> 風野真知雄

シリーズの2作目ということになるのだろうが、何故か前作とは出版社が違う。
続く3作目では元に戻っているので出版社の枠に縛られないシリーズということになるのだろうか。


『縄文の家殺人事件』<歴史探偵・月村弘平の事件簿> 風野真知雄_e0033570_22182761.jpg都内で開催予定だった出版記念パーティーの当日に、執筆者である歴史研究家が殺害され、時を同じくして青森の三内丸山遺跡で遺体が発見された。
一見すると何の繋がりも見出せない二つの事件だったが、月村はどちらも縄文時代に関係があることが気になって…というお話。


前作も、読んでいて謎解きの過程もその真相もあまりピンとこなかったのだけれども、今回も同様。
まあ歴史ネタ絡めた小難しい内容ではないので読みやすいのは利点だし、テレビの2時間ドラマなどにはピッタリの題材かなと思う。


実際このシリーズ、それなりに時間とお金をかけて映像化したなら面白そう。
主人公の月村弘平役には…うーん、白石隼也クンなんかどうだろう? 前作読んでる時から脳裏に浮かんでた。


by odin2099 | 2015-07-23 06:20 | | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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