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『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)_e0033570_20355581.jpg謎の組織「シンジケート」を追い詰めていたイーサン・ハント、しかし次なる指令を受けるために訪れたIMFのロンドン支局は既に敵の手に落ちており、囚われの身となってしまう。
謎の美女の手引きによって脱出に成功したイーサンだったが、IMFは過去の行き過ぎた行為を危険視したCIA長官の進言によって解散、イーサンも国際指名手配犯とされてしまった。
半年後、潜伏中のイーサンは「シンジケート」の正体に肉薄しようとしていた。
かつての仲間ベンジーの協力を得たイーサンだったが、またもやその前に謎の美女=イルサが姿を現すのだった。
はたして彼女の目的とその正体は?
そして「シンジケート」とはいかなる組織なのか?!

トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』シリーズも5作目。
IMF内の裏切り者パターンから脱却したものの、組織から追われるパターンは今回も同じ。
東西冷戦終結後のスパイ物は、身内と戦う以外に「敵」が設定しづらいのだろうな。
またようやくルーサー、ベンジー、ブラントというレギュラーが固定されてきたようで、前作同様グループ物の面白さが出てきた。

その中ではベンジーの出番が多く、イーサンとベンジーのバディ物といっても過言ではない。
ルーサーはイーサンとは一番長い付き合いだが「友達」呼ばわりしてる割に接点が少ないし、ブラントは前作と同じようにイーサンと対立するキャラクター。
ただそれを逆手にとって、本当にイーサンとブラントが仲間割れしてるのかどうかで緊迫感を盛り上げたのはお見事。いや、怪我の功名なのかも。

今回のヒロインはレベッカ・ファーガソン演じるイルサで、主人公たちを掻き回す古典的な「謎の美女」なのだが、変にイーサンに共感させたり、(明確な形では)ロマンスを芽生えさせなかったのは正解だ。
ただ予告編で受けた印象ほどアクション・ヒロインの雰囲気ではなく、もっと行動的なキャラクターかと期待していたのでガッカリ。
それにヒロインには微妙なルックスの女優さんを選ぶのはシリーズのお約束?
それともトム・クルーズの趣味?

ともあれ予告編でこれでもか!と流れた代役なしの飛行機スタントに始まり、全編アクションてんこ盛りでサスペンスも良好。
既に6作目の準備も始まったようだが、この分ならシリーズも当分安泰だろう。
後は自ら無茶なスタントを毎回こなすトムの無事を祈るのみ。
それに監督のクリストファー・マッカリーの次回作はハリウッド版『宇宙戦艦ヤマト』との噂だが、こちらも期待出来そうだ。

【ひとこと】
最初の方に出てくるレコード屋の店員さん、ハーマイオニー・コーフィールドという女優らしいけれどなかなか可愛い。
メインのヒロインより脇に可愛い女優さん多いんだよな、このシリーズ。

【もうひとこと】
アレック・ボールドウィンなんか引っ張り出してくるから、てっきり……と思ったらそうでもなかった。
うーん、考え過ぎだったか。
by odin2099 | 2015-08-09 20:39 |  映画感想<マ行> | Trackback(34) | Comments(0)

悪文礼賛


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