『慰めの報酬』
2015年 08月 15日
<6代目007>シリーズの2作目を再観賞。
前作『カジノ・ロワイヤル』のラストから繋がっているお話だけに、映画館で観た時は???
というのも『カジノ~』がどんな終わり方したかほとんど覚えていなかったからで、おさらいしておけば良かったなあと後悔したもんです。
今度は先日『カジノ~』を見返したばかりだから、わかる、わかるぞ。
そうだ、マティスは、ホワイトはこういうヤツだったんだ。
しかしそれでも話がサッパリ頭に入ってこない…。
映画館で観た時もだったけど、「クアンタム」という謎の組織があってそれが一連の事件の背後にいるということでボンドたちが追っかけてるのはわかるんだけど、その過程――何が何してどうなって、誰がどうしたからどうなった、というのが全然わからない。
わかるのは悪役のグリーンがすっげえ小物だってことと、将軍も小物だってことと、ヒロインのカミーユが意外に出番が少ないってことぐらいかな。
それとレギュラーになりそうなキャラクターが案外あっさり退場…という以前にMも激おこでしたがボンドが人を殺し過ぎ。
冷酷に人を殺せば作品がハードになる、ってワケでもあるまいに。
もっと愉しい<007>が見たいなあ…。
<過去記事>
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