『仮面ライダーX』
2015年 08月 28日
『仮面ライダー』と『仮面ライダーV3』は何れもTVの1エピソードを再編集して劇場公開した後で新作映画が作られておりますが、この『仮面ライダーX』も同じパターン。
先ずは小手調べという感じで上映されたのが、この第3話「暗殺 毒ぐも作戦!!」のブローアップ版。
神敬介の恋人・水城涼子に、涼子と瓜二つの謎の女・霧子のサスペンス要素が絡み、またレギュラーの立花藤兵衛も参加前ということで、これだけ見せられてもちょっとわかりづらいかなあという感じ。
従来の『ライダー』『V3』とは一味違うぞ、というのは伝わってくるかと思いますが。
それにしても今見ると、主演の速水亮のお芝居は子供番組のヒーローっぽくはないですね。
アクションもまあまあ頑張っているし、キャリアもある人だけに演技が下手ということもないんですが、例えば子供が憧れる、頼れるお兄さん、といった感じはしません。
もちろん作品が、ある程度年齢が上の層を狙っていたんじゃないかと思えるので、演出上そういったものを求められていたのかも知れませんが、役者本人の資質に起因するところ大なようにも思います。
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/6908580/