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『陰陽師/瀧夜叉姫』(上) 夢枕獏

これが本年の一冊目、シリーズの最新刊です。
といっても発売されたのは去年の秋だったから、しばらく寝かせていたことになりますね。
従来は一冊の中に短編が数編収められているという形でしたが、今回はシリーズ初の大長編で、一挙に上下二冊本となりました。
『陰陽師/瀧夜叉姫』(上) 夢枕獏_e0033570_23195251.jpg怪異な事件に安倍晴明と源博雅コンビが挑むという御馴染みのパターンで、蘆屋道満や賀茂保憲も出てくるのですが、流石に今回はちょっと勝手が違い、平貞盛やら俵藤太らビッグネームがゲスト出演
ということから推測されるように、事件の背後には平将門が絡んでいて、というスケールの大きなもの。
これは下巻を読むのが楽しみです。

これまでのシリーズは単行本化・文庫本化されているものは全て読んでいるのですが、最近は読んでいると映画版の野村萬斎の顔が浮かんでくるようになりました
元々はNHKのテレビドラマ版から入った人なので、晴明はSMAPの稲垣吾朗のイメージだったんですがねぇ(苦笑)。

さて、箱根だ!
Tracked from 畝源 The ブログ at 2006-01-06 21:16
タイトル : 夢枕獏著『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す(巻ノ一)』を読了した
 全4巻のうち、一巻を一日でなんとか読み終えた。ボリューム的には、476ページとかなりの厚さであったが、夢枕氏の本は、会話部分が多いのと、テンポよくよめるので、読み続けるのに苦痛はほとんど感じなかった。  この作品はタイトルを見てわかるように空海の渡唐を題材に構想された伝記作品である。   夢枕氏の『涅槃の王』は、仏教の教祖・釈迦を主人公とした超伝記大河であったが、今回かこれまた日本仏教界の天才・空海を主人公としている訳だ。  『涅槃の王』を想起させるというよりは、安倍清明を主人公とした陰陽...... more
Commented by une_genzaburo at 2006-01-06 21:20
新年明けましておめでとうございます(ちょっと遅いかな(笑))
お久しぶり!トラックバックどうもありがとうございます。
夢枕繋がりということで、こちらもTB送らさせてもらいました。
今年もよろしくお願いします!
Commented by 1961ns at 2006-01-10 09:48
トラックバックありがとうございます。
夢枕応援ブログ仲間でいいでしょうか?
これからも夢枕をよろしくお願いします。
Commented by odin2099 at 2006-01-10 21:46
実は夢枕獏作品は、まだ『陰陽師』以外読んでいません。
昔から興味だけはあったので、そろそろ色々と手を出して行こうかな、と思っております。
今度は『大帝の剣』が実写映画化されるそうなので、まずはその辺りからになりますか。
by odin2099 | 2006-01-02 08:02 | | Trackback(1) | Comments(3)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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