『陰陽師/瀧夜叉姫』(上) 夢枕獏
2006年 01月 02日
これまでのシリーズは単行本化・文庫本化されているものは全て読んでいるのですが、最近は読んでいると映画版の野村萬斎の顔が浮かんでくるようになりました。
元々はNHKのテレビドラマ版から入った人なので、晴明はSMAPの稲垣吾朗のイメージだったんですがねぇ(苦笑)。
さて、箱根だ!
全4巻のうち、一巻を一日でなんとか読み終えた。ボリューム的には、476ページとかなりの厚さであったが、夢枕氏の本は、会話部分が多いのと、テンポよくよめるので、読み続けるのに苦痛はほとんど感じなかった。 この作品はタイトルを見てわかるように空海の渡唐を題材に構想された伝記作品である。 夢枕氏の『涅槃の王』は、仏教の教祖・釈迦を主人公とした超伝記大河であったが、今回かこれまた日本仏教界の天才・空海を主人公としている訳だ。 『涅槃の王』を想起させるというよりは、安倍清明を主人公とした陰陽...... more
お久しぶり!トラックバックどうもありがとうございます。
夢枕繋がりということで、こちらもTB送らさせてもらいました。
今年もよろしくお願いします!
昔から興味だけはあったので、そろそろ色々と手を出して行こうかな、と思っております。
今度は『大帝の剣』が実写映画化されるそうなので、まずはその辺りからになりますか。