復路の箱根駅伝も順位変動が目まぐるしく、最後まで楽しませてもらいました。
優勝争いもそうですし、シード権争いもまた然り。
しかも往路優勝チームと復路優勝チーム、そして総合優勝チームがいずれも別の大学だというのも珍しいんじゃないでしょうか。
来年も楽しみです。
昨日はテレビで
『仮面ライダー555』の映画を放送してましたけれども、今日見たのはそれより2年前、2001年の秋に公開された
『アギト』の劇場版です。
といってもこれは、
公開から一年近く経ってからリリースされた<ディレクターズカット版>の方でして、DVDを買ったのはいいものの、ずーっとほったらかしだったのを発掘してきました(苦笑)。
これがデビューだった賀集利樹も要潤も随分と出世しましたよねぇ。
特に要クンは番組スタート当初とは見違えるくらい演技が上達しましたけれど、その切っ掛けがこの劇場版だったような気がします(えーと、ライダーは3人いるんですけれど、残る一人をあまり見かけません・・・)。
ヒロインの秋山莉奈チャンも素敵な女性に成長しましたし。
このシリーズを毎週毎週ワクワクしながら見ていたのが昨日のことのような気もしますけれど、それだけ確実に時間は流れているということです。
さてこの<ディレクターズカット版>、何が違うかというと先ず上映時間が全く違います。
劇場公開版は70分だったのですが、こちらは88分、20分近くも長いのです。
それだけ違えばもはや別物。
伏線や小ネタが随所に散りばめられ、キャラクターも掘り下げられ(或いは浮き彫りにされ)、物語もわかりやすくなっています。
これから見ようかな、と思っている人には迷わずこちらをお勧めします。
こうなると元々の劇場公開版の構成自体に無理があったとしか言いようがないんですが、
『百獣戦隊ガオレンジャー』劇場版との二本立てという制約がある以上、仕方がなかったんでしょうね(それ以前に、きちんと尺に収まるようなお話を作れ、というツッコミはナシということで)。
それでも残念ながら、”一見さんお断り”な映画であることには変りはありません。
キャラクターやら、作品世界やらの説明は一切ありませんので、テレビを見ているか、それなりの予備知識がないと辛いでしょうね。
映画見ているうちにわかるようになるか、というと、それも微妙・・・。
もっとも
シリーズとの矛盾点もかなりあって、当時はそれがかなり気になっていたんですが、結局終ってみれば
シリーズそのものの構成もかなり粗かったことが判明し(爆)、今となってはこれもありかな、という心境です。
劇場版の公開後にテレビスペシャルが作られ放送されましたが、そちらは映画の前日譚かつ入門編的な作りになっていますので、そちらを先にご覧になる方が良いかもしれません。
『仮面ライダーアギト』という作品世界にノレた人には、”熱い映画”だということは言えると思います。
映画ネタついでに脱線しますが、昨日はWOWOWで『トロイ』と『キングアーサー』、そして『アレキサンダー』がまとめて放送されていました。
ご覧になった方もいますか?
メインは初放送の『アレキサンダー』だったのだから致し方ないとは思うのですが、この放送の順番はちょっと違うんじゃないの?と気になっているんですよね。
『トロイ』の次が『アレキサンダー』で、最後に『キングアーサー』が並ぶ方が時系列順ですし、スッキリします。
なんせアレキサンダー大王は、尊敬する英雄が『トロイ』の主人公アキレスなんですから。
ただ『トロイ』と『アレキサンダー』だと映像的に似通った部分も無きにしも非ずなので、間に『キングアーサー』を挟んだ方が目先が変って飽きないという深謀遠慮(笑)もあったのかもしれませんが。