『ウォレスとグルミット、危機一髪』
2015年 10月 25日
今夏公開された『ひつじのショーン』、そのデビュー作がこちら。
といってもお話が繋がってるとか、世界観を共有してるとか、そういうことはないみたい。
ショーンのキャラだけ独立させて、別のお話を創ったということだろう。
原語で聴くとウォレスは割と淡々と喋ってる印象なのだけれども、吹替版だと欽ちゃんは欽ちゃんだし、津川さんは声を作り過ぎ。
ごくごく普通に話してくれた方が「らしい」と思うんだけどね。
ウォレスと鈍感ぶりとか無神経さに苛立つ瞬間が度々あるこのシリーズだけど、それが吹替だと更に協調されちゃう感じ。
犯人扱いされちゃうグルミットが実にいじらしいが、ウォレスは飼い主としての責任は問われないの?
「サンダーバード」のパロディっぽく始まる出動シーンから、後半のアクションシークエンスはクレイアニメということを忘れさせるほどのスピード感と迫力。
アードマンはやはり侮りがたし。
<過去記事>
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