『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II/哀しみのアルテイシア』(2015)
2015年 11月 01日

もはや自分には二人を守ることが出来ないと痛感した養父テアボロ・マスは旧知のシュウ・ヤシマの助言を受け入れ、サイド5のテキサスコロニーへと移住を決意する。
そこでエドワウ・マスことキャスバル・ダイクンは一人の青年と運命的な出会いをする。その名はシャア・アズナブルーー!
時代は流れ、U.C.0071年から始まる<シャア・セイラ編>の第二章。
今回もクオリティが高く、1時間をじっくりと見せてくれる。
ジンバの死、キャスバルとアルテイシアの母ストライアの死、アルティシアの愛猫ルシファの死、それにマス家、ヤシマ家、アズナブル家の人々の登場と、出会いと別れが繰り返されるので若干忙しない印象を受けるし、模擬戦のシーンと、ザビ家によるマス家襲撃のシークエンス以外にはアクションシーンが殆どない地味な流れながらも飽きさせないのは演出の力量だろう。
今回もクラウレ・ハモンとランバ・ラルの比重が高く、お話そのものを進行させる役回りを担っている。加えてドズル・ザビが良い味を出しており、先々の展開が楽しみだ。
またアムロやミライの登場はファンサービスだろうが、今後の再登場も予定されているようなので、これが単なる顔見せに終わらないことを願う。
そして旧作の音楽の流用(再演奏・再アレンジだが)も「ガンダム」ムードに浸らせる良い効果をもたらしている。
従来の「ガンダム」シリーズは、同じ世界観であっても音楽を継承することはなかったので連続性が希薄になっていた部分もあったが、『機動戦士ガンダムUC』あたりから既成曲を”財産”として使うようになってきていて好感が持てる。
第三章「暁の蜂起」は来春公開予定。年内にはアフレコも行われるとのこと。
【ひとこと】
10代前半のシャア(エドワウ)を池田秀一、8歳ごろのアムロを古谷徹がそれぞれ演じているが、流石にキツイ…。
【ひとりごと】
四部作とアナウンスされているこの「THE ORIGIN 」だが、どうやらその先の展開も用意されている雰囲気が。

【声の出演】 池田 秀一(キャスバル・レム・ダイクン/エドワウ・マス) 藩 めぐみ(アルテイシア・ソム・ダイクン/セイラ・マス) 喜山 茂雄(ランバ・ラル) 三宅 健太(ドズル・ザビ) 関 俊彦 (シャア・アズナブル) 【ストーリー】 宇宙世紀0071年。サ...... more


五つ星評価で【★★★★何かもう面白くてたまらなくなってきた】 アルテイシアことセイラ・マスの幼い頃が相変わらず犯罪的に可愛い。ハアハア なんか弱弱しくってそそる。 ...... more

キャスバルがアルティシアとたもとを分かつことになってしまった経緯を描くお話で なぜシャア・アズナブルとなってジオン軍にはいったのかってのを追っかけていくエピソードの途中なわけです。 ファーストガンダムで出会うことになるアムロやミライなんかも登場して...... more

ハロが既製品でビックリ、というのは「オールナイトニッポン」の特番で古谷徹も言ってましたね。何のために改変したのやら。
鎧の人、中身はドズルさんかな~とか思ってたけど正体不明で終わっちゃったね。