『忍風戦隊ハリケンジャー/10YEARS AFTER』(2013)
2015年 11月 12日
TV放送後10周年を記念して「ハリケンジャー」帰還!

ハリケンブルー役の長澤奈央、ハリケンイエロー役の山本康平の二人が中心になって(アソシエイト・プロデューサーとしてもクレジット)レギュラーキャストに声を掛け、台本を書き、製作サイドに働きかけ、その努力が実って見事に完成したのがこの作品。
ファンからの熱い要望とかではなく、出演者側からの熱意で製作が実現したというのも凄いところです。
お話は、世界各地の宇宙統一忍者流の支部が何者かによって次々と襲われているところからスタート。
捜査に乗り出した野乃七海と尾藤吼太の前に現れたのは、なんと椎名鷹介だった。
そしてジャカンジャの復活!
「10年前の戦いは間違いだった」と告げる鷹介の真意はどこにあるのか――?!
いきなりハリケンレッドは敵になってるわ、七海のシャワーシーン、からのバスタオル1枚でのアクションシーンがあるわ、なんだなんだ?!と思っているうちにドワーッと畳みかける展開の1時間弱。
ハリケン&ゴウライの5人に、館長、おぼろさん、御前さま(モドキ)、フラビージョにウェンディーヌ…とオリキャス勢揃いがやはり壮観。特に芸能界を引退して結婚・出産を経たウェンディーヌ役の福澄美緒改め松田佳代が、本作限定とはいえ復帰しているのか”絆”の強さですなあ。
新たなシュリケンジャーの登場だとか、「続編としての」新作ならではの見せ場も色々と用意されているんですが、やっぱり『ハリケンジャー』という作品そのものにあまり馴染みがないもんで、熱心なファンに比べるとおそらく半分も楽しめなかったのかな。そのために総集編も見て予習したのだけれども…残念!
ま、仕方ないか。
【ひとりごと】
『ハリケンジャー』の成功に『デカレンジャー』が続き、今は『マジレンジャー』に何やら動きが…?
まあ全部の戦隊がアニバーサリーで復活するのは現実的じゃないですが、ちょこちょこ盛り上がるのはいいことだと思います。
そしてその流れの中で――『侍戦隊シンケンジャー』は色々制約あるでしょうが是非とも復活して欲しいなあ。