『ファンタスティック・フォー2005』
2015年 11月 25日
先ず第一に、キャラがきちんと立っているんですよね。演じているヨアン・グリフィスが地味なこともあって(『キング・アーサー』じゃランスロット役で目立っていたのに)一番没個性に思われるリードも、他のキャラクター(主にスー、ベン、それにビクター)と対比させることで浮き上がってきてますし、ベンもジョニーもわかりやすいキャラになっています。
そして何よりもスー。
ジェシカ・アルバのナイスバディがタップリと拝めるだけでなく、お色気シーンのサービス付き。これは無敵ですね。
それに比べると新作は地味だし、みんな暗い。
お話のタッチがかなりシリアスだから致し方ないけれど。
で、こっちにも特殊な能力を得たことでの苦悩というのも描かれてはいるものの、ベンが深刻になるのは当然としてもジョニーはひたすら能天気だし、図らずもビクターが指摘した通りリードとスーもこの状況を愉しんではいないだろうけれど、よりを戻せそうな展開には満更ではなさそう。
各人の能力も多分にコミカルに描かれ、新作のようなホラーテイストはなし。
また結果的に、どうやらいつでも超人ではなく元の姿に戻れそう(?)なのも悲劇性を弱めている…のはちょいと興醒めな部分ではあるわな。
リブート版「ファンタスティック・フォー」は色々批判されてるけれど、リブートした以上は責任もって続けて欲しいし、今後どういう展開が待っているのか気になるけど、出来ればこっちの路線で続けて欲しかったという思いは隠すべくもないね。このキャストを再招集かけて揃えるのはかなり難しくなってるだろうことは承知の上だけど。
とか言ってたら、リブート版の続編が製作予定から削除されちゃったというニュースが…!
白紙なのか無期延期なのか、まだ詳細わかりませんが、暗雲立ち込めてます。。。
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