『ファンタスティック・フォー2』
2015年 12月 09日
「マーベルまつり」も着々と進行中。といってもまだ半分にも達していないので先は長いですけどね。

基本は赤ですけど『ハルク』の時は緑だったり、時折ヴァリエーションがあるようです。
今回は宇宙規模の災厄のお話なんですが、一方でメンバーのプライベートな事情が並行して描かれ、それによって著しくスケール感を損なってはいるものの、「マンガ映画」としては愉しいものになっていると思います。
上映時間が1時間半とコンパクトなのもいいですね。
スーことジェシカ・アルバのお色気シーンも健在(ちょっと物足りないですが)だし、ジョニー(ヒューマン・トーチ)もクライマックスではオイシイところを持って行きます。
シルバーサーファーと接触したことで一時的に他のメンバーと能力が入れ替わる体質になっちゃうんですが、これを利用して他の3人の能力を一身に集めて大活躍!
あれ?どうやって4人分集めたんだ? 入れ替わるだけのはずなのに。
ま、いいや。
ここではチャラ男のジョニーを演じたクリス・エヴァンスが、その4年後に堅物のキャップ役でマーベル・コミックの世界に帰ってくるとは思わなかったですけどね。
役者さんて凄いね。
シルバーサーファーもこれで終わりじゃなさそうだし、続編なりスピンオフなりでF4メンバーやサーファーの次なる活躍も見たかったところですが、残念ながらシリーズは終了。
そして満を持して(?)リブート作登場と相成った訳ですが……結局どうなっちゃうんですかねえ。
続編は凍結みたいだし、このまま新作が作られないと2022年だかには映画化権が消滅しちゃうんだとか。
いっそこのまま期限切れを待たずに<マーベル・シネマティック・ユニバース>へ返還しちゃった方が、色々な面でスッキリするかな。

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