『くまのプーさん<完全保存版>』(1977)
2016年 01月 18日
なんでも原作者アラン・アレクサンダー・ミルンの誕生日に因んでいるんだとか。
なので急遽ディズニー版「くまのプーさん」を見ることに。
この映画見るの、20年ぶりくらいだなあ。
その時は、どこが面白いのかさっぱりわからなくて困惑したもんだけど、今回はどうかな。

まあ知らなければ別々に作られた作品、しかも製作期間にはかなり開きがあるものをひとまとめにしたものだとは気付かんでしょう。
「プーさんとはちみつ」は、なんとかしてはちみつを食べようと蜂の巣へ忍び込もうと何度か繰り返すも失敗。ラビットの家ではちみつをご馳走してもらうことになったものの、今度は食べ過ぎて玄関につっかえてしまうというお話。
「プーさんと大あらし」は、風の強さを最初は楽しんでいたプーやピグレットだったが、やがてそれが大あらしになってしまい、100エーカーの森も大洪水になってしまってサア大変、というお話。
「プーさんとティガー」は、いつも飛び跳ね廻っているティガーに迷惑しているラビットが、プーやプグレットと共にティガーにお仕置きをしようとする、というお話。
いずれもキャラクターの可愛さで持っているけれど、やっぱり面白いの?と聞かれると答えに窮する。
「となりのトトロ」と同じで、持て囃されてるのはストーリーの面白さじゃなくてキャラクターの造形ゆえでしょ?と言いたくなってしまうのは自分が純粋じゃないからなんだろうなあ。
【ひとこと】
プーさんってディズニーのオリジナルキャラだと思ってる人って結構多いんだねー、びっくり。
キャラクターの使用権を巡っては、原作者や原作の挿絵画家の権利を継承している人たちとディズニーとの間で何度か裁判沙汰にもなっていて、ディズニーが権利を喪う可能性が割と最近もあってニュースにもなっていたんだけどね。