『スーパーマンII/冒険篇』<吹替補完版>
2016年 01月 29日
クリストファー・リーブが主演した4本の中ではこれが一番の傑作だと言われておりますが、結構ツッコミどころもいっぱいありますね。
地球の近くにファントムゾーンが漂ってる偶然に、たまたま近くでスーパーマンが核爆弾を爆発させちゃったという偶然、偶然に偶然が重なって3悪人が復活してくるというのが本作の粗筋なんですが、もうちょっと上手く理由付けをして欲しいものです。
それに最後、3悪人はどうなったのでしょう?
氷の中に落下して…それで絶命?
また「二度と戻れない」と言われたのに能力を手放して平凡な人間としての暮らしを選んだカル=エルが、3悪人の出現にあっさりと元に戻るというのも都合が良すぎます。
これまた最初から監督2人で手分けしてスケジュールを楽に、ではないそうな。
まあ同時製作だったからか前作からのフッテージがかなり流用され、前作のみの出演者もチラホラ拝見出来るのですが、スーパーマンのお父さん=マーロン・ブランドだけは出てきません。
流用っぽいショットもお母さんだけで撮り直してるみたいですが、これは少ない出番でもブランドに多額のギャラを持って行かれちゃうからかしらん。
そういや音楽もジョン・ウィリアムズじゃないのは、やはり製作費を押さえるためなのかなあ(メインテーマのメロディなどはそのまま使われてますけど)。
【ひとりごと】
スーパーマンの能力を失ったクラーク・ケントに、はたしてロイス・レーンは愛を感じるのかな?
【ひとこと】
最後にチンピラをやっつけるのが好き。
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/3571350/