『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
2016年 02月 04日
ただ、トニーもソーもキャップも吹替キャストに慣れちゃってるもんだから、集合シーンなどでは声だけ聴いても誰が喋ってるのかが認識できない…。
その点一部のキャストに不満はあるものの、吹替だと誰の台詞かがハッキリわかるし、各キャラクターの巧妙なやり取りなども吹替の方が愉しめます。
ファンからの支持の多い林完治さんをもってしても、情報量の多さは如何ともしがたいんですねえ。
しかしこんなことで驚いてはいられません。
2018年と19年に公開が予定されている「アベンジャーズ3」たる「インフィニティー・ウォー」前後編には、噂によるとアイアンマン、ハルク、ソー、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、ウォーマシン、ファルコン、ヴィジョン、ウィンター・ソルジャー、スカーレット・ウィッチ、スター・ロード、ガモーラ、ドラックス、ロケット・ラクーン、グルート、アントマン、スパイダーマン、デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアン・フィスト、ブラック・パンサー、ドクター・ストレンジ、キャプテン・マーベル、それにインヒューマンズらが大集合するんだとか。
いくらなんでも収拾がつかなくなりそうだけれど、現行キャストはこれが最後になりそうだから一大お祭り映画に仕上げてもらって、その後も<フェイズ4>として続けるのならば一回リセットした方がいいでしょうね。
さてさて、先の話はおいといて「エイジ・オブ・ウルトロン」、のっけからアベンジャーズ全員集合の図が見られます。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」ラストのキャップ、ブラックウィドウ、ファルコン、ニック・フューリーの動向からも、また「エージェント・オブ・シールド」シーズン1ラストのシールドの状況からしても、ちょっとこの導入部は意外でした。
フューリーは、まだ一部の人間しか生存を知らないコールソンに長官の座を任せて隠密行動してるもんだとばかり思っていたし、シールドはヒドラ暗躍の煽りを喰らって組織の体をなしてないはずだし(ヘリキャリアなんてよく引っ張ってこれたなあ)、キャップはファルコンと一緒にバッキーの行方を捜索中、ウィドウは世間に正体がばれたのでこれまた隠遁中、トニー・スタークだけは逃げも隠れもせずに堂々としていてどうやらブルース・バナーはそこに身を寄せていて、ソーは…地球に来たまんまだったっけ?
前作「アベンジャーズ」がキャラクターが徐々に集まり、一回は解散するものの再び集結して強敵を倒すというお話だったとすると、今回は最初から仲良し集団で、これが途中のゴタゴタで分裂しかけ、クライマックスでは一旦まとまりを見せるものの、最後はまたバラバラ…という具合に、同じオールスター物でもベクトルが違うので誰でも楽しめるとはいかなくなってしまってますが、脚本が良かったのか監督の手腕なのか、相変わらずの交通整理ぶりには頭が下がります。
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