『SHERLOCK/シャーロック』VOL.2
2016年 02月 14日
夜間、銀行の一室に何者かが侵入し、何も盗まずただ落書きのようなメッセージを残していった。
犯人がどのように侵入したのかを調べるように依頼を受けたシャーロックは、これがトレーダーの一人へ宛てたものだと推理するが、件の人物は既に何者かによって殺害されていた。
サブタイトルは「死を呼ぶ暗号」、元になっているのは原典の「恐怖の谷」と「踊る人形」らしいけれど、暗号解読がテーマになってること以外は殆ど関連がなさそう。
ただその分先読みが出来ないので、どうなっていくのか愉しく拝見することが出来る。
原典のホームズの時代は電報を打ったり手紙を送ったり、あるいは伝言を頼むことで相手と連絡を取り、移動手段は馬車を拾うことだったが、これをパソコンやスマホを使ってネットでやり取りしたり、タクシーを拾ったりに置き換えても違和感ないのは、これは実は結構凄いことだ。