『SHERLOCK/シャーロック』シーズン2 VOL.1
2016年 02月 17日
その第1話は「ベルグレービアの醜聞」、元ネタとなっているのは「ボヘミアの醜聞」。
いよいよ”あの女”アイリーン・アドラーが登場する。

アイリーンとの接触を果たすシャーロックだったが、彼女は写真のみならず国家を転覆しかねない重要な機密をも所持し、シャーロックをも手玉に取る恐るべき女性だった。
互いにその能力に惹かれ合う二人は今、その持てる才能を発揮すべく危険なゲームを始める。
いきなりシャーロックの前に全裸で登場するアイリーン、視聴者のみならず流石のシャーロックも度肝を抜かれる。
本人は必至に否定するものの、マイクロフトが看破したようにシャーロックにも恋愛感情が…?!
妖艶な悪女に翻弄されるシャーロックが妙に可愛らしいが、騙し騙され、はたして最後に勝ったのはどちらだったのだろう?
アイリーンを演じたララ・パルヴァーは絶世の美女というタイプでも、セクシーさを売りにするグラマラス美女でもないが、ファム・ファタールぶりはなかなかのもの。
肝心な部分は全く見えないとはいえ、本国BBCでこのエピソードが放送された際にはヌードシーンに抗議の声が殺到したとのこと。それだけ彼女が魅力的だったという傍証にもなるのだろうが。
【ひとりごと】
日本で言えばNHKで放送されるドラマでヌードになったようなものだから、それは批判されても仕方ないだろう。
しかしそれでも敢えてそのシーンを盛り込んだスタッフは大したもの。
もちろん抗議だけではなく、彼女の演技に対して賞賛の声も多かったと聞く。