勝手に『スター・ウォーズ』ＤＡＹ！

昨日、とうとうやってしまいました・・・！
ホームシアターを使っての、『スター・ウォーズ』イッキミ！！
『エピソード１』から『エピソード６』まで、時系列順にシリーズ６本をぶっ続けて鑑賞。いやぁ、疲れました・・・。
本当ならば『エピソード２』と『３』の間に、アニメ版の『クローン大戦』を挟もうかと思っていたんですが、流石に時間的に厳しいので断念。それでも殆どノンストップで15時間近く掛かってます。もうフラフラ。途中で何度か止めようかなとも思ったんですが、最後は意地でしたね（苦笑）。で、６作通しで見た感想としては
「繋がってない！」
これに尽きるんじゃないかと思います。
特に『エピソード３』と『４』の間は20年位ありますけれど、そのせいかここで完全に分断され、＜旧三部作＞と＜新三部作＞は全く別のシリーズのようにさえ感じられます。世界観がまるで違うというか。
それに順番に見ていくと、アナキン・スカイウォーカーとダース・ヴェイダーが、どうしても同一人物には見えないのです。『エピソード６』の最後にはヘイデン・クリステンセン演じる素顔のアナキンも出てきますが、その前のマスクを取ったヴェイダー、セバスチャン・ショウ演じるアナキンの顔がヘイデンとは違いすぎるということもありますし、通しで見ていても「誰コイツ？」という感じは拭えません（ヘイデンの髪型が『エピソード３』とはちょっと違うのもその理由でしょう）。
ジョージ・ルーカスはかつて、「シリーズ６作を通して見直せば、ダース・ヴェイダーというキャラクターのイメージが変るはずだ」というような趣旨の発言をしていましたけれど、確かに変化はあるものの、それは自分にとってプラスの変化ではありませんでしたね、残念ながら。
尤も今後、ＴＶシリーズとして『エピソード３』と『４』の間を埋める作品が作られたとき、さらに変化があるかもしれませんが。

むしろ、一番イメージが変った、しかも良い方に、というのは、これは間違いなくオビ＝ワン・ケノービです。
アレック・ギネス演じるところの＜旧三部作＞でのケノービは、今ひとつとらえどころのないキャラクターでしたが、＜新三部作＞ではユアン・マグレガーの好演もあって実に魅力的になっています。
ちなみに『エピソード１』から『３』までで、目まぐるしく髪型が変る（笑）ケノービですが、『３』での髪型は『４』でのアレック・ギネスというよりも、むしろ『６』に出てくる霊体ケノービの雰囲気に近いですね。霊体のはずなのに、『５』と『６』でも何故か微妙にイメージを変えてるケノービ君（爆）。

今回初めて時系列順、エピソード順にシリーズを見直してみたのですが、全体の整合性だとか、そういうことに目をつぶって見ようとするなら（苦笑）、これは製作順に見るのがよりベターのように思えます。つまり『エピソード４』から『６』まで見て、然る後に『１』から『３』を見る、これが一番わかりやすく面白いのかも知れません。
それに新旧の三部作を比較すると、一般的に評価の低い＜新三部作＞ですが、続けて見ると一本筋が通っていて面白く感じられたのはむしろ＜新三部作＞の方でした。＜旧三部作＞は『エピソード４』が完全に独立した作りになっているせいか、パズルのピースとしては今ひとつ収まりが悪いように思えます。