『Ｍｒ．＆Ｍｒｓ．スミス』（2005）

今年映画館で見た一本目ということになります。
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが、私生活でもお騒がせする切っ掛けとなった共演作。お互いに秘密を持った殺し屋夫婦がその裏の顔を知った時、壮大な夫婦喧嘩が始まる、というラブコメで、派手なアクションを散りばめた娯楽作です。
サイトの方にも書きましたけれど、充分に楽しめました。深く考えずに見られるので、お正月には相応しい作品なのではないでしょうか。

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「しねま宝島」より転載

電撃結婚したものの、今は倦怠期のスミス夫妻。だが彼ら二人は、お互いに言えない秘密を抱えていた。それは二人ともプロの殺し屋だということ。しかし同じターゲットを狙ったことから、二人はお互いの裏の顔を知ってしまう。

ということで壮大な夫婦喧嘩が始まってしまうというこれは、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーという二大スターの顔合わせに派手なアクションを散りばめたラブコメ映画なのである。
ブラピも然ることながら、アンジェリーナが大変魅力的。『トゥーム・レイダー』シリーズのようなただ”強い女”ではなく、かなり可愛い面も見せてくれるのが新鮮。元々この役に予定されていたのはニコール・キッドマンだけれども、出来上がった作品からはちょっと想像もつかない。まぁニコールだったら、全く違ったキャラクターになっていたのだろうけれど。

雰囲気としては、アーノルド・シュワルツェネッガーとジェイミー・リー・カーティスが共演した『トゥルーライズ』にちょっとだけ感じが似ているし、全体としてはもっと弾けても良かったかなぁと思わないでもないけれど充分に楽しめた。二人とも案外コメディでも良い線行きそう。