【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『ウルトラ怪獣DVDコレクション4 ゼットン』

第4巻は『ウルトラマン』39話「さらばウルトラマン」、『帰ってきたウルトラマン』51話「ウルトラ5つの誓い」の最終回2本立てとなりました。

e0033570_22005053.jpgまずは「ウルトラマン」、のっけから謎の円盤群が地球めざして飛来中というシチュエーションからスタート。
まだ目的不明の為にむやみやたらと攻撃するなとの命令が下りますが、岩本博士は侵略と断言。円盤は1930年代から地球を狙っていたのだと主張するのですが、既にバルタン星人やザラブ星人、メフィラス星人らがやってきているだけに今更な感のある台詞ではあります。

そうこうしているうちに、円盤の標的は科特隊日本支部及びウルトラマンであろうとパリ本部が判断し、健闘を祈ると無責任な命令を送ってくるのですが、こんなことならもっと早く対応しておけば…。
しかしながら日本支部は善戦、円盤群を撃退するものの本命の母船は逃し、また留守中の基地を狙って破壊工作を行うなど敵もさるもの、科特隊は大ピンチを迎えます。
こんな非常事態にもパリ本部やニューヨーク支部は援軍を寄こしてはくれないようで。

ゼットン出現!そしてようやっとウルトラマン登場!
…ですがいつもとは何だか勝手が違い、アレアレアレ…?!
ということでウルトラマン敗北というまさかの展開で幕を閉じる「ウルトラマン」。
ウルトラマンと分離したハヤタの記憶は第1話でウルトラマンと一体化する直前のままで、というのはこれはなかなか秀逸なアイディアだなあと感心しきりですが、後々のシリーズ化にあたっては些か扱いに困るものでもありました。

正攻法の侵略モノとして締めた「ウルトラマン」に対して「帰ってきたウルトラマン」も頑張っています。
冒頭の郷とルミ子の結婚式(ルミ子の夢というオチがつきますが)は飛躍しすぎですが、いきなりバット星人によって次郎とルミ子が囚われの身というのは、余計な説明省いていて潔いスタートだと思います。

バット星人は二人を人質に、そして最強怪獣ゼットンを繰り出すことで郷秀樹=ウルトラマンの心理的攪乱も狙ってきます。そしてゼットンとMATを戦わせている隙に基地を壊滅状態にするなど策士ぶりを発揮。実際このバット星人は、かなりの強敵と思わせるだけの存在感を持っています。

それに比べると肝心のゼットンがちっとも強そうに見えず、クライマックスでは「バット星人&ゼットンVSウルトラマン」という二対一のハンディキャップマッチとなるのですが、あっさりやられちゃうんですよねえ。
なので画竜点睛を欠く、というのがこの最終回への自分の評価で、「帰ってきたウルトラマン」という作品が大好きなだけに「う~ん」となってしまいます。
それに正直言って「ウルトラ5つの誓い」ってなんだよ、と思ったリアルタイム視聴世代なのですが…。

ところで最終回だけあって「ウルトラマン」では科特隊の基地セットを壊しちゃってますが、アキコ隊員がすぐ前に倒れてるのに爆破するなんてアブナイですねえ。

またバット星人、ルミ子と次郎の前で郷に対して「ウルトラマン」と呼び掛けてません?
そして挑発に乗った郷も、二人の目の前で変身しようとしてません?
初代ウルトラマンがストップかけたからいいものの、そうじゃなければこの時点で正体判明の恐れも?

【ひとりごと】
「帰マン」最終回のラストシーン、死んだ筈の郷が2人の前に姿を見せるシーン、あれは現実という解釈なのか、それとも幻という解釈なのか、どっちなんでしょう?
もちろんウルトラマンが勝って終わっているので郷が死んでるわけではないですが、エフェクトかけた演出といい、2人が見た幻とも受け取れるようになってますね。
郷秀樹は今度こそ死んで、残されたウルトラマンが郷の姿を借りて別れを告げている、というような気もしますが…。
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by odin2099 | 2016-03-10 19:55 | テレビ | Trackback | Comments(0)
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