『ウルトラマンX/きたぞ!われらのウルトラマン』(2016)
予備知識なしはキツイかなあとも思っていたのですが、それでも「怪獣映画」「特撮映画」として楽しませて貰いました。

「ウルトラマンメビウス」や「ウルトラマンギンガS」など、最近のウルトラマンと人間との関係はこのパターンが基本なんでしょうか。
相変わらず「奇跡」「奇跡」の展開には食傷気味ですが、ティガの登場、そして初代ウルトラマン登場のシーンは胸熱です。BGMも「ティガ」や「ウルトラマン」のものが(新アレンジ、新録音ですが)流れてくると安心感があります。
今はシリーズ物でも旧作の音楽を使うと色々とお金がかかるようですが、前作「ウルトラマンギンガS/決戦!ウルトラ10勇士!!」もそうでしたが、効果音含めて頑張っているなあと感じます。
それに比べると仮面ライダーも見習ってほしいものですねぇ。今度の「仮面ライダー1号」が菊池メロディ全開だったらスタッフを見直すんですが…と閑話休題。
「ウルトラマンX」という作品そのものにも、レギュラーキャラクターにも思い入れが何もないもので、その点では今一つ乗り切れない面もありましたが(吉本多香美と黒田アーサーの芝居というか役作りにもちょっと引っかかるものがありまして)、これはTVシリーズをちゃんと見て、それからもう一度劇場版を見直さなきゃいけないな、という気持ちになりました。
今年はウルトラシリーズ生誕50年、新たなるウルトラマンの登場も予定されているようですし、他にも幾つか企画も準備中のようなので、これからの展開から目が離せません。

いやぁ〜、面白かった!! 話としては正直、単純明快、今までにも数多くあったような話なんですが、やはり「見せ方」「撮り方」って大事なんだな〜と思った次第です。 26日には大 ...... more

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なんか息を吸うように自然に奇跡が発生する。ええんか、ええのんか、奇跡、お前はそれで?
ウルトラマンも仮面ライダーもスーパー戦隊も、強大な敵を設定するあまり、いつも奇跡が起きないと事件が解決しないようになってしもうた
映画だからって毎回毎回気合を入れ過ぎなくてもいいんだけどな
もっとお話の展開で唸らせるような作品を作って欲しい