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『スーパーマンIV/最強の敵』<吹替補完版>

『スーパーマンIV/最強の敵』<吹替補完版>_e0033570_21512727.jpgこれまたWOWOWで放送した<吹替補完版>で鑑賞。
ささきいさお以外のレギュラーキャストの声は全て一新されてしまったので、かなーり違和感。
それでも吹替で愉しめるのは嬉しい。
もし今後Blu-rayなどで再度『スーパーマン』をソフト化する際には、是非ともこの<吹替補完版>を収録して欲しいものだけれども、無理なのかなあ???

『III』に続いてクラークの故郷スモールビルが出てくるものの、ラナ・ラングは登場せず。
実家の売却話とはしんみりさせられるが、そういえば前作で母親は既に亡くなってるという台詞があったっけ。
そしてメトロポリスへ戻ってくると、今度はデイリー・ブラネットの買収騒動。
ドタバタ路線は健在の様子。
その最たるものが、ロイスとスーパーマン、新編集長のレイシーとクラークのWデート。
当然のごとくクラーク・ケントとスーパーマンは同時に存在できないため、口実を設けてしょっちゅう入れ替わり。
それを自然に見せるクリストファー・リーヴはやっぱり演技派だったんだなあ。

『スーパーマンIV/最強の敵』<吹替補完版>_e0033570_21511505.jpgまた『II』と同じように、クラークはロイスにスーパーマンである正体を明かすのだけれど、用が済むとまたキスして記憶を消すという技を使ってるけど、これ意味あったのかな。
でも1作目から10年近く経っているけれど、ロイスは本作が一番可愛いかもしれない。
不思議だね。
あと『II』と同じといえば、クラークに嫌がらせをした相手にスーパーマンの力を使って意趣返しをするのは、スーパーマンも聖人君子ではなく所詮は人の子ということだろうか。

あんまり評判の宜しくないこの作品も、全く楽しめないかというとそうでもない。
製作体制が変わってコストダウンしたせいだろうけど、特撮シーンが薄っぺらかったりと色々残念な出来栄えなのは確かだけれど、スーパーマン=クリストファー・リーヴを再認識させてくれただけでも御の字だ。

【ひとりごと】
2作目3作目には不参加だったジョン・ウィリアムズが、この4作目には復帰。
でもアレンジは別人なのかな、あんまりウィリアムズっぽく聞こえない。

【ひとこと】
ニュークリアマン、レイシー抱えて宇宙空間飛んでるじゃん?! 
空気!空気!

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/8190346/
by odin2099 | 2016-03-17 20:38 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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