『仮面ライダー1号』(2016)
2016年 03月 27日

麻由を助けようと駆け付けた天空寺タケル=仮面ライダーゴーストらは、その両者の争いに巻き込まれ苦戦を強いられる。
だがそこに一人の男が現れ、怪人たちをなぎ倒してゆく。
その男の名は本郷猛、またの名を仮面ライダー1号!
『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』に続いて藤岡弘、が本郷猛を演じた、仮面ライダー生誕45周年記念作品。
劇中では何の説明もなく、マッシブにリニューアルされたデザインの1号ライダーが登場しているが、今の藤岡弘、の貫録に合わせた強化ヴァージョンと考えるべきか。
また現行の『仮面ライダーゴースト』の主要キャストが顔を揃え、物語の進行上は彼らが主人公だが、従来の春興行の作品のように他の歴代ライダーやスーパー戦隊の登場はない。

それに”1号ライダー”を強調するのであれば、その存在とは不可分であろう菊池俊輔メロディを一切使わない音楽演出(ゴーストやスペクターが眼魂でフォームチェンジすることで登場する『W』や『鎧武』など平成ライダーのBGMは使っているのに!)にも承服しかねる。
それでも全編を貫く”熱さ”は肯定したい。
とにかくこの作品は藤岡弘、の圧倒的な存在感に尽きる。
ハリウッドにクリント・イーストウッドがいるならば、わが国には藤岡弘、がいる。
そういうことだ。


ということで、劇場版仮面ライダー1号見てきました。 春の仮面ライダー映画も結局定番化していて、特にスーパーヒーロー大戦は企画ものとして毎年やるようなものではないし、話の流れが大体同じというか無理にライダー同士を戦わせるところが入って、大量にいすぎる仮面ライダーを出し続けなければいけないという感じになってしまっていて、ここ3年は中身がどうであれ、毎年続けるような事は止めてくれという事ばか...... more


▲イナゴって焼いたり燻したりして食べられないのか? (写真と関係ないコメントです) 五つ星評価で【★★藤岡弘、が重厚な演技をすればするほどゴースト勢のオチャラケ演 ...... more

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秘密組織ショッカーは、かつての最高幹部・地獄大使を復活させるために、一方、ショッカーから分裂した新たな組織ノバショッカーは、まずは日本全土を支配するために、それぞれ一人の女子高生・立花麻由を狙っていた。 悪の組織同士の戦いにとまどう仮面ライダーゴースト=天空寺タケルや仲間たちの前に、海外で人知れず悪と戦ってきた本郷猛が現れる。 彼こそは最初の仮面ライダー1号だった…。 人気ヒーローアクション劇場版。... more

上映が始まったばかりなので、詳細については、ほぼコメント無しにしてます(笑)
最早、本郷猛を観るために行ったというのに過言はないです。
1号、2号、V3、X、ストロンガーは永遠のヒーローだからなぁ~。
子供の頃に会った『本郷猛=藤岡弘、さん』は今でも忘れられない思い出の1ページです。
春興行の中では良く出来てる部類だとは思います。
「スーパーヒーロー大戦」から始まったこの枠、派手な仕掛けの割に内容は…でしたからねえ
やっぱりキャラクターが多過ぎて焦点がぼやけてしまってたんじゃないかなと思うのですが、今回は「本郷猛」にキッチリ絞ってきているので、一本芯が通った作品になったのかなあ、と。

シリーズ物でも過去作品の音楽を使うと、その分使用量が発生するので使いたくても使えない
――みたいなことを以前東映のスタッフが話してました
結構バカにならないようです
一方で円谷プロは、そこは変えちゃいけないから予算と睨めっこしつつ頑張っている、とコメントしてます
どっちがファンを、過去作品を大切にしているかというと…?