写真集・短信１

今年も写真集の記事、不定期で上げていくことにしました。
新しいもの古いもの問わず、適当に語ります。

山谷花純写真集『baby's breath』一年間『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のニンジャホワイト役で頑張った花純ちゃんの写真集です。
その合間で頑張って撮影したんでしょうけど、個人的にはビキニ姿で微笑む花純ちゃんはあんまり見たくなかったなあ、というのが正直な感想。
勝手なもんですけど、彼女にはそういうものを求めていなかったもので…。
ただ今後は、おそらくグラビアなどより女優一本で行くんじゃないかなという気がしますので、もしかすると最初で最後の写真集？

指原莉乃写真集『スキャンダル中毒』”アイドル”の写真集だと考えれば、大胆だとかセクシーだとか、そういった評も出てくると思いますが、本人の年齢的なものや他のＡＫＢ４８（その他グループも含む）のメンバーの写真集と比較してしまうと、取り立てて大騒ぎするような内容とも思えません。
それは個人的に彼女や、グループ内での彼女の立ち位置を全く把握していないということもあるのですがね。
”満を持して”作られた写真集なのかどうかは知りませんが、これでは題名負けと言われても仕方ないでしょう。
ただ、そういった雑音を遮断して一冊の写真集として見た場合、大半の写真が同じ表情な点を割り引けば雰囲気としては悪くないのではないかと思います。
”素材”に対する好き嫌いはかなり分かれるのかも知れませんが。

七菜乃写真集『７nana』「特殊モデル」とか「女体愛好家」とか、色々な肩書をも持っている七菜乃さんです。
常々「ヌードは着衣の一つ」とコメントしていますし、ポーズにも恥じらいや気構えといったものはありません。
自分を客観的に”素材”として見つめ、全体の構成などを考えつつ作っているのだろうなという感じは伝わってきます。
綺麗ではあっても表情が乏しく生気が感じられない、全体的に無機質な作品になっているのも狙いでしょうか。
そのコンセプトはわからないでもないですが、所謂「使えない」「抜けない」写真集になっているのも事実で、同性はともかくとして、異性からの指示がどのくらい得られるのかはちょっと不透明なアーティスティックな一冊です。