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『バットマンVSスーパーマン』二度目

週末再び劇場へ。
まだ入場者特典のクリアファイルを貰えたけど、作り過ぎて余ってるのか、それとも思ったより客足が伸びてないのか、どっちだろ?気になるなあ。

さて前回は<3D吹替版>で見たので、今度は<2D字幕版>を選択。
字幕も吹替翻訳もどちらも担当者が同じなので、双方のイメージの乖離はない。
ただ字幕だと一言足りなかったり、微妙なニュアンスが落ちてしまっている部分があるので、オリジナルの俳優さんの声がどーしても聞きたい、日本語で喋りだされたらイメージダウン、というんじゃなければ吹替版をオススメ。
それに字幕版だと、せっかくのロイスの入浴シーンがちょいちょい隠れるという弊害が…!

『バットマンVSスーパーマン』二度目_e0033570_21550168.jpg二度目ということで気負いもなく、かなりリラックスした状態で鑑賞。あまりにリラックスしすぎたのか、途中で若干睡魔に襲われかけたが何とか回避。
スーパーマンとバットマンの対決がやっぱり無理矢理っぽいのと、色々なことをやりすぎて結局何をやりたかったのか不明確になっちゃったレックス・ルーサーとか、ドラマ部分にはかなり不満あり。
それに唐突に挿入されるイメージシーン、幻覚シーンetcにはかなり閉口。
しかもそのショットは予告編でも幾つか使われ、観客をあからさまにミスリードしようとしているのも興醒めだ。

ワンダーウーマンの登場が唐突過ぎるという声も多いが、ピンチのバットマンの前に颯爽と立ちはだかる初登場シーンは鳥肌が立つほどの格好良さ(バーバリズムに彩られたテーマ音楽の妙!)。
それにドゥームズデイに対してバットマンはあまりに非力だから、パワーバランスを取るためのワンダーウーマン投入と考えれば得心がいく。
そういやドゥームズデイが「ハリー・ポッター」や「ロード・オブ・ザ・リング」、「ホビット」に出てくるトロールに見えてしまうの自分だけ?

前作の「マン・オブ・スティール」も本作も、自分好みかというとちょっと違う。
今のところ<マーベル・シネマティック・ユニバース>には満足できても、<DCフィルムズ>にはちょっと不満が残る状態だけど、これで作品数を重ねて行ってパズルのピースが埋まっていけば最終的には納得出来るかも。

ところで、スーパーマン=クラーク・ケントは、アルフレッドとの無線のやりとりからバットマン=ブルース・ウェインに気付いたと思われるが、レックス・ルーサーはどうやって二人の正体に勘付いたんだろうか。

【ひとこと】
幼いブルース・ウェインが両親と観に行った映画は、なんで「エクスカリバー」なんだ?


by odin2099 | 2016-04-25 21:58 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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