『地球へ…』
2016年 04月 26日
まだ学校が週休二日なんて夢のまた夢だった時代、学校サボって初日に観に行った友人がいたっけなあ。
自分は真面目だったので(?)二日目の日曜日、朝早くから並んで観た覚えがあります。
といっても7時半とかそれくらい?
そういやセル画貰ったっけ。

アニメは門外漢とはいえ決して遠慮することなく、自己流を押し通したのでしょう。
その反面、残念だったのがその拘りが生んだであろう「タレント吹替」。
中には意外な好演というケースもありますが、大半はその素人臭さが作品の完成度を大幅に貶めているとしか思えません。
キャスト一新して再アフレコしたら現在でも立派に通用する作品になるのに、と妄想は募っていくのですが…。

というのはノベライズや脚本を読むと、本編からカットされたシーンがかなりあり、それが入るか入らないかで作品の理解度、キャクラクターの深みが随分と違ってくるからで、つくづく勿体ない作品だったよなあ、と思うのであります。
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/2974538/

ところで地元では、ハーロックの「アルカディア号の謎」が同時上映でした。これって、もともと「まんがまつり」用だと聞いたのですが、詳細をご存知でしょうか?
マッカが死ぬシーンはシナリオにもノベライズにもあり、実際に製作されたものの、スケジュール的に間に合わなかったということでカットされたとのことです。
Blu-rayの特典映像では部分的に見ることが出来ます。
「アルカディア号の謎」が同時上映でしたか。
別記事もありますが、これはTV版13話をベースに新作カットを加え、78年夏の<まんがまつり>で上映されたものです。
79年の暮れに「999」が再上映された際に同時上映もされ、その際に単独でポスターやパンフが作られました。
今は「わが青春のアルカディア」Blu-rayに特典映像扱いで収録されています。
→ http://odin2099.exblog.jp/2787157/