写真集・短信11
2016年 09月 15日

下着や水着姿は多いですし、一部で胸元が透けて見えるショットもありますが、全体的に冒険が足りない、中途半端なものになってしまっています。見せるなら見せる、見せないなら見せない、どこかでしっかりと境界線を引いた方がいっそ潔いかも。
本人の頑張りが足りないのか、それとも周囲のスタッフが歯止めをかけたのかはわかりませんが、「これで最後」とはファンは納得しないのでは?
今後は露出を封印して演技派の女優を目指すか、あるいは正反対に思い切って映画や写真集でヌードを披露するか、そろそろ選択肢は狭められてきたように思いますが…。
福原遥写真集「はるかかなた」

というよりは年齢相応の等身大の彼女がそこにある、といったところでしょうか。前作はどうしても「ジュニアアイドル」としての彼女を投影して見てしまった部分が少なからずありましたけれど。
ある程度の年齢に達するとガラッと容姿が変わってしまう人も少なくないですが、彼女は上手くその「壁」を潜り抜けた感があり、これからの活躍にも期待がもてますね。
片山萌美写真集「人魚」

ただこれだけのスタイルの持ち主だから、思い切ってグラドル寄りの展開もありなんじゃないのかなあとは思ってしまいます。
それと「女優」としてはやや表情が生硬というか、バリエーションに乏しいのがちょっと気になりますね。もっと色々な「顔」を見せて欲しいというのは、最初の写真集としては要求が高いでしょうか。