『デセプション・ポイント』(上) ダン・ブラウン
2006年 01月 14日
大統領選を題材にしたポリティカル・サスペンスで、NASA(米航空宇宙局)やNRO(国家偵察局)が絡んだ巨大な陰謀劇に翻弄される主人公たちを描いた作品――としか、上巻を読んだ限りでは言いようがありません(苦笑)。
ただ数々の薀蓄を散りばめつつ、一気に読ませるストーリーテリングぶりはこの作品でも遺憾なく発揮されていて、すぐさま下巻に突入中♪
ここまで読んだ感じでは、『ダ・ヴィンチ・コード』などより遥かに映像向きに思えます。
一本の映画にまとめるのは難しいかも知れませんが、2時間×2本のTVミニ・シリーズあたりなら行けそうです。実現してくれないものかなぁ。
ダン・ブランさんの作品は、俺も大好きです!!!
映像化されたりしたら、おもしろそうですよね~ ^ ^
ダン・ブラウンの作品は展開がスピーディで、場面の描写などビジュアル重視な印象があります。
映画化には向いていそうな気もするんですが、実はそういう作品ほど実際には難しそうなんですが(苦笑)。
下巻ももうすぐ読み終わりますけれど、なかなか先が読めない・・・。
『血族』、『真夜中は別の顔』、『ゲームの達人』、『時間の砂』などミステリー、サスペンス系の作家のイメージが強いシドニィ・シェルダンが、あのUFOが墜落したとされるロズウェル事件を基にしたと思われる『陰謀の日』というSF風の作品を上梓したことがありましたけれど、最初は同じような違和感を覚えました。
でも、やっぱりダン・ブラウンという感じなのかなぁ。
映像化、見てみたいですね。
TVミニシリーズ、イイですね。SciFiチャンネル辺りが好きそうな話だし。
とある掲示板でこの作品の映画化についていろいろやり取りしたんですが、
マイク・ト-ランド > マシュ-・マコノヒー
レイチェル・セクストン > レイチェル・ワイズ
セクストン議員 > アレック・ボールドウィン
という感じになりました。映像化されるといいな。
ミニシリーズなら結構良さそうですよね。
2時間×2本とか、1時間×4本とか、その程度の分量で。
勿論一本の映画でもまとめられるとは思いますけれど。
で、僕も読みながら色々キャストを考えてみたりしたのですが、
セクストンにアレック・ボールドウィンとは考えもしませんでした!
う~ん、ちょっと若すぎません?(笑)
『アビエーター』は予告編しかまだ見てないのですが、
そういえばそんなイメージかも?
でもレイチェル・ワイスが娘役ではちょっと可哀相、かな?(苦笑)
読んでいて漠然と浮かんだのが、10年ぐらい前のマイケル・ダグラスでしたが、
これじゃベタ過ぎますかねぇ。
TBありがとうございました。
「ダ・ヴィンチ~」ですっかりブレイクしたダン・ブラウンですが、どれも一気読みさせる力を持った作品ですよね。
この作品は読みながらも映画のシーンを見るようでした。
ダン・ブラウンは処女作の『パズル・パレス』だけまだ読んでいないんですが、傾向としては同じようですね。
早いとこ読まなくちゃ。
それと、ラングドン・シリーズの3作目も早く発表して欲しいですね。