おさらい中!
2016年 10月 19日
まずは「スター・トレック」。

これで宇宙を舞台にした大冒険活劇をやろうとするのは、ちょっと違うなあというのが正直な気持ちです。
例えていえば「宇宙戦艦ヤマト」。
これを沖田艦長や徳川機関長、真田技師長メインで進めるとしたら、結構キツイんじゃないかなあ。
やっぱり古代や島、雪が元気に頑張って、それを沖田艦長以下ベテラン乗組員が支えるから面白い、と思うんですよ。
TVの「スター・トレック」だってそうだったはずで、それを考えるとオリジナルクルーに拘って作品数を重ねるというのはやはり無理があったということ。
思い切って若手にシフト、しかも新メンバーを出すのではなく思い切ってオリジナルクルーを若返らせたのは大英断でした。
若いクルーが無茶をやる、それだからこそ宇宙大冒険活劇が生きてくると思うんですよね。
古くからの熱いファンには色々と思うところがあるでしょうが、浅いファンなだけにこのリブートは諸手をあげて賛成です。
しかも実はリブートでもリメイクでもなく、しっかりと従来の作品群の「続編」としての位置づけも失っていないというのも素晴らしいところ。
続いて「ダ・ヴィンチ・コード」。

いや、7年ほどまえに<エクステンデッド版>を見てました。
細かい部分は忘れちゃいましたが、誰が敵で誰が味方か、そして二重三重の謎解き。
あれだけの情報量を持つ原作小説を、よくぞまとめたなあという点では感心しきりです。
導師やら司教やらの目的はなんだかよくわかんないなーというのはマイナス部分ではありますが、小説を読んでるだけではピンと来ないところを視覚化してくれているのは大きなプラス。
「最後の晩餐」の解釈も、ああやって見せてくれると「ひょっとして?」という気持ちになります。
まあ些か親切すぎるという気もしますが。
しかし相変わらず気になるのはトム・ハンクスの変な髪型ですねぇ。