おさらい中! パート2
2016年 10月 20日
お次は「スター・トレック/イントゥ・ダークネス」。
去年に引き続き2作を連続で再観賞しました。

旧来の「スター・トレック」ではなかなかお目にかかれなかった、カークやスポックの身体を張ったアクションを目にすることが出来ます。
オリジナルクルーにはこの芸当は無理ですもんね。
加えてベネディクト・カンバーバッチの太々しいこと。
前作の悪役はどうも女々しくて物足りなく感じていましたが、今度は相手にとって不足なし。
いや、エンタープライズのクルーたち、場面によっては負けてるぞ?
前作のラストでめでたくキャプテンに就任し、新しい冒険の旅に出たカーク。
でも真の冒険の旅はまだまだこれからだったんですね。
本作のラストで、ようやく5年間の調査飛行に。
これで最初のTVシリーズに繋がるわけで、ここからが本当の「スター・トレック」の始まりだ~。
ところでJJの監督作は「M:i:III」、「SUPER8」、それに「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」と全部見てますが、自分の感性と合わないのか、どれもこれもモヤモヤしてしまいます。
でもこの正続2本の「スター・トレック」は文句なしに面白いですね。
期待値が低かったということもあるんでしょうが、「スター・ウォーズ」より「スター・トレック」の方が向いてるんじゃないの、JJ?
そういや今度の新作「スター・トレック/BEYOND」、吹替版での公開はないみたいなのが残念。
吹替のキャスト陣は気に入ってるし、エンタープライズ内での掛け合い漫才は、字幕よりも吹替の方が愉しめるんですがぁ。
そして「天使と悪魔」。
こちらは公開以来なので、7年ぶりの再観賞。

それでも犯人の意図・目的がよくわかりませんねえ。
原作だと動機の部分は割とハッキリしているんですが、そこのところをバッサリ切り捨ててしまっているので映画だけ見てると単純に「権力を握りたかったの?」と思えてしまうのがちょっと残念。
屈折した愛情表現の発露なんですけどね、ホントは。
さてこのシリーズ、前作だとイアン・マッケランにジャン・レノ、本作だとユアン・マクレガーとステラン・スカルスガルドという具合に、イメージ通りというかイメージを逆手にとったというか、なかなかキャスティングが巧いですね。
これで「騙された」と思うか、それとも「うん、納得」と受け取るかは鑑賞者次第でしょうけど、娯楽作として必要な味付けなんじゃないかなと思います。
新作「インフェルノ」ではどうなっていることやら。
その「インフェルノ」、「スター・トレック」と違ってこちらは吹替版が公開されるらしいので、一安心。
一抹の不安と言えば、今回は原作小説を読んでいないことですか。
映画化されていないシリーズ3作目の「ロスト・シンボル」までは読んだんですけどね。時間切れなので諦めました。