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『マイティ・ソー』

『マイティ・ソー』_e0033570_22510510.jpg「アイアンマン」のラストにニック・フューリーが出てきたり、「インクレディブル・ハルク」のラストにトニー・スタークが出てくるのは、次につながる「何か」を期待させる役目を担ってましたが、「アイアンマン2」のラストはモロに本作のワンシーン。ワクワクはしたものの、その一方であんまりフェアではないなあ、という気もしていました。予告をおしまいに付けるのとはワケが違いますしね。

本編開始後、約30分経つとこの「アイアンマン2」のラストに繋がるシーンが出てきます。
既に「アイアンマン2」を見ていて、特にこれといって情報を仕入れていない観客ならば「おおっ!」と思うところでしょう。
いや、そんな人は少数派かな。
事前にガンガン情報入れてる人か、逆にそういうことに無頓着だったり前作見てない人の方が多くて、「ふーん」と流されてしまったかも…?

そして物語が進むと、最後に盛り上がるのがソーが自らビフレストを破壊するシーンでしょうか。
アスガルドを救い、ロキの野望を防ぐための最後の手段。しかしそれは同時に、ジェーンと二度と会えないかもしれないという苦渋の決断。
でも案外あっさりとソーは行動に移っちゃいますね。もうちょっと葛藤があるかと思いましたが。

それにその後の「アベンジャーズ」にしろ「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」にしろ、ソーは何事もなかったかのようにミッドガルド(地球)へとやってきちゃいますが、なんだ、勿体ぶってるけどぶっちゃけビフレストって大したもんじゃないんじゃん。ヘイムダルの任務もそんなに重たくなさそうだねえ…。

そのジェーンですが、「スター・ウォーズ」見た後だと流石にナタリー・ポートマンが老けて見えますね。
まあ「エピソード2」の頃からでも10年近く経っているので致し方ないですが、声は同じ坂本真綾で安心。
そのジェーンからデータを取り上げるコールソンさん、いくら何でもやりすぎでしょう。
基本コールソンさん好きなんですが、この一件だけは本気で憎ったらしく思えます。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24039557/


Tracked from 或る日の出来事 at 2016-11-20 06:53
タイトル : 「マイティ・ソー」
ナタポーである。... more
by odin2099 | 2016-11-18 06:05 |  映画感想<マ行> | Trackback(1) | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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