『スター・ウォーズ/エピソード7~フォースの覚醒~』
2016年 12月 07日

ジョージ・ルーカスが自らストーリーを構築していたならば思い切った新展開もあり得たかもしれませんが、つまるところ「他人の褌で相撲を取っている」この作品では、古くからのファンからそっぽを向かれないためにも、あまり飛躍したシチュエーションは用意できなかったのでしょう。
ルーカスがやることなら反発しながらも「造物主のすること」として受け止めるファンも少なくないでしょうが、これを新参者のJJがやったのなら、猛反発は必至。
またエピソード3と4は、敢えて断絶感を出しているのかもしれません。
ということで、一部で拡大再生産と揶揄されていた?「フォースの覚醒」。
改めて見直してみると…うーん、つまらん。

冷静になって見るとやはり「どこかで見たような」シーン、シチュエーションの繰り返しに「なんだかなあ…」という気分になってしまいます。
それに新登場キャラの馴染めなさ。
ポー・ダメロンは普通に格好良いと思いますが、フィンには全く共感出来ませんし、レイも”ヒロイン萌え”するほど魅力的かと言われるとどうも…。レイアやパドメのような歴代ヒロインと違って、あまり女性を意識させるキャラじゃないってこともあるのかもしれません。
胡散臭いだけの最高指導者スノーク(という名前はどうしても「ムーミン」を連想させるのがイマイチ…)、それにあまりにも厨二病なカイロ・レン……。
そうはいっても、これもエピソード8を見た後だと、色々な面で愛おしくなるんでしょうなあ。
それが「スター・ウォーズ」!
最新作「ローグ・ワン」公開まで一週間とちょっと。
最初は「番外編だから」と醒めていた面もあったのですが、段々と盛り上がってまいりましたぞ。
ところで帝国、じゃなかったファーストオーダー、もういい加減デススター、マンセー!はやめた方が良いのでは?
進歩がないゾ。

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