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『ゴジラの逆襲』

「ゴジラ」の続編です。
前作のキーパーソン、山根恭平博士が再登場して両作品の橋渡しをしますが、ゴジラに対する打つ手なし、オキシジェンデストロイヤーはもうないよ、というだけの役回り。それ以外に連続性をうかがわせるものは特別ありません。
前作と違い、今回のゴジラは割と早めに顔を出します。

前作の「東京篇」に対して本作は「大阪篇」とされますが、クライマックスが神子島というところへ移るのであんまり大阪が舞台という感じはしませんね。
ゴジラとアンギラス(勝手にアンキロサウルスを略すなよ)の戦いのとばっちりで大阪城が破壊されちゃいますが、ミニチュアが意外にしょぼいです。
これならTV番組とはいえカラーだし、ウルトラマンとゴモラの舞台の方がしっかりと作ってるなあという気がしないでもありません。

『ゴジラの逆襲』_e0033570_08045918.jpg専門家やジャーナリストがお話の中心にいた前作と違い、今回は素人というか民間人が中心で差別化を図っていますが、肝心のお話は今一歩。粗製乱造とは言いませんが、もう一つか二つ工夫が欲しかったかなあ。

小林が残した写真に写っていたのは誰だったんでしょう?
劇中に出て来ている人ならもグッと来るところですが、伏線も何もなく急に知らない人を出されましても、ねぇ?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/2890831/
Commented by A-chan at 2021-04-12 07:48
おはようございます。
「ゴジラの逆襲」は前作から約半年で制作された第2作目のゴジラ映画ですが、この新作の上映の早さから第1作目の反響がどれほど大きかったかが伺えますね。
舞台は大阪ですが東京の時と違い、街が焼け野原になっても復旧に向けて明るく生き抜く人々が描かれています。この辺に大阪人の逞しさを感じ、同じ大阪人として誇らしく思うのですが、それ故に第1作目のテーマである「核の恐怖」が薄れてしまってますね・・・・・・。

ここで初登場のアンギラスですが、体に分散する脳というのは正確には発達した神経の塊のようで、ここで察知された敵の動きが脳に伝わるから素早い動きができるようですね。こんなの相手に勝ってしまうゴジラは凄いですが、まあ戦いは素早さだけで決まるものでは無いですけどね。
ゴジラのような飛び道具(熱線)を持たないアンギラスは作戦次第で身動きできなくして弱い首元を集中攻撃すれば倒す事ができそうですが(初期設定ではアンギラスも熱線が吐けたとか)、ゴジラはそうはいかないので照明弾で遠ざける対処法が取られました。でも、本作では人間の愚行が事態を最悪の方向へ向かわせてしまい、最終的には多くの犠牲を出しながらゴジラを氷の中に生き埋めにしました。
こうやって生かされた事で、後々2代目ゴジラが数々の怪獣対決を経て人間との相互理解のきっかけを得る事になりますが、私はこれで良かったと思います。
オキシジェンデストロイヤーなどというおぞましい兵器はこの先作られてはならないし、ゴジラにも他の怪獣達にも使われて欲しくないですから。
Commented by odin2099 at 2021-04-13 22:43
> A-chanさん
  
「ゴジラ」と世界観は共有していますが、物語は直接繋がっていません。
山根博士以外の続投がないということは、彼らを掘り下げるだけの物語を練る時間がなかったのか、スケジュール的にキャストを押さえられないくらい急ごしらえだったのか、さてどちらでしょう。

前作の焼き直しに終始していないのは怪獣映画の幅を広げたとも言えますが、この路線変更が吉と出たのか凶と出たのか。
次回作「キングコング対ゴジラ」製作までの中断期間の長さも色々と考えさせられます。

ゴジラの需要がなかったのか、企画は数あれど実現しなかったのか。
その間に「空の大怪獣ラドン」や「モスラ」「大怪獣バラン」といった作品群を製作してるので、怪獣映画そのものには可能性を見出していた筈ですが。
by odin2099 | 2017-01-14 08:05 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(2)

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