『偽史と奇書が描くトンデモ日本史』 オフィステイクオー/原田実:監修
2017年 02月 21日
荒唐無稽だ、デタラメだ、と決めつけずに「もしかすると」「ひょっとすると」という観点からこういったものに興味を持つ人が、この本を切っ掛けに増えたとしたら面白いな、と思いつつ。
しかし取り上げる内容が広くて浅い。
「竹内文書」や「九鬼文書」、「東日流外三郡誌」、「日本国未来記」、それに「甲陽軍鑑」、「武功夜話」、「川角太閤記」や「東方見聞録」、果ては「成吉思汗ハ源義経成」などを同列に語るのは些か無理があるような…?
それもこれも、「こういった書物があるよ」というカタログとしてなら、まあいいだろう。
いくら自分でも、太古の昔に日本人の祖先が地球全域を支配し、モーゼやブッダやイエス、マホメッド、孔子らの偉人は皆日本で修業し、源義経は衣川で戦死せずに大陸へ渡りジンギスカンになり、徳川家康は影武者で、真田幸村は豊臣秀頼を奉じて薩摩へ逃れた――といった諸々を全て頭から信じている訳ではないのだから。
もっとも「歴史上の常識」とやらは近年ドンドン書き換えられているので、そう遠くない将来にこの中から「事実認定」されることが出てこないとは限らないな。
まずは、昨日のプロ野球の結果。 ○7/4の試合結果【セ】新潟 DB(中止)TナゴヤD D7-2Sマツダ C0-3G【パ】東京D F1-4LZOZOマリン M1-5EヤフオクD H4-0Bs— プロ野球ヌルデータ置き場 10周年イヤー (@NulData_Info) 2017年7月4日個々の…... more