『レゴ・バットマン ザ・ムービー』(2017)
2017年 04月 02日
2014年に製作された「LEGOムービー」は大ヒットして続編が現在進行中ですが、これはそのスピンオフとして作られたバットマンが主役の映画。といっても「LEGOムービー」とは関係ないお話だし、舞台となっているのも別世界みたいで、わざわざ「スピンオフ」なんて断らなくても良かったんじゃないの?
それに「LEGO バットマン:ザ・ムービー/ヒーロー大集合」をはじめとしてジャスティスリーグが活躍するシリーズがDVDとかでリリースされているし(そっちとも繋がってないみたい)、なんか今更って感じのする作品でした。
かまってちゃんのバットマンは鬱陶しいし、押しかけ(?)養子のロビンもウザいし、自分の正義を掲げてひたすらまい進するバーバラ・ゴードン新ゴッサム市警本部長もある意味傍迷惑だし、そしてバットマンの宿敵を自認するジョーカーもこじらせ系だし…とやたら賑やかというか、ウルサイ映画になってしまってます。
まあ重たく辛気臭い<DCフィルムズ>もどうかと思うので(実写版のパロディが随所に織り込まれてる)、あちらでもこれぐらい弾けた作品を作っても面白いかなあと思わないでもないけれど、世間の評判の高さとは裏腹に、自分にはちっとも楽しめず、騒々しいだけでしたねえ。
ジャスティスリーグ登場か?と思わせておいて、スーパーマンらの出番はほんの少しだし、ジョーカーが率いる悪者軍団のメンバーは「ロード・オブ・ザ・リング」のサウロンに「ハリー・ポッター」のヴォルデモード卿、キングコングに「オズの魔法使い」の西の悪い魔女、「タイタンの戦い」のクラーケン、「マトリックス」のエージェント・スミス、「ジョーズ」のサメ、「ジュラシック・パーク」の恐竜、それにグレムリンと借り物ばかり。「LEGOムービー」の中でやるならいいけれど、「バットマン」世界でそれをやられても違和感が先に立ってワクワクしません。
また吹替版で見たのですが、起用された芸人が自分の持ちネタをぶち込むなんざ、言語道断!
上手い下手以前の問題です。
おそらく当人のアドリブとかではなく、翻訳台本にあった指示でしょうけれども、いずれにせよそれを企画した者、OKを出した者は許すまじ。
おかげで余計楽しめなくなってしまいました。
その吹替版、何といってもジョーカー役の子安さんが弾けてます。
このキャスティング、「スーサイド・スクワッド」からの継続というのがなんとも…。
キャラは全然別なんですけどね(^^;
これ怒ると広川太一郎やスーパースリー・コイルの「ムッシュムラムラ」も全否定しなくちゃいけないけど、自分の中にそういう意見がないから。
広川さんの言葉遊びとか、その作品のために考えられたネタならいいけど、明らかに浮いているし、安易に流行語使っちゃうと作品の寿命が極端に短くなっちゃうからね。
多分5年後、10年後に見直した時、ものすごく陳腐に感じるんじゃないかな。
その時その時に合わせて新しい吹替版作ればいいじゃないかという意見もあるだろうけど、今はオフィシャルなものだけしか認めない、という大手会社が増えてるから、新録版が作れなくなる可能性も高いし。
エクスカリバーさんは本作あんまり楽しめませんでしたかぁ。残念^^;まあ確かにかまってちゃんのバットマンの主張はちょっとイラッとする時もあったりしますねw
でも小島よしおさんの持ちネタぶち込みは自分も拒否反応起こしましたね。ディック役がとても上手かっただけに、我慢して封印出来なかったかなーと(汗
ちょっと期待値が高すぎましたかね。
笑える箇所もなくて、ウルサイ映画だなあと思ってしまいました。
これで例え本筋には関係なくても、スーパーマンやワンダーウーマンらの活躍シーンでもあればまた違ったのかもしれませんが(^^;
私は大いに楽しめちゃいました。
ただこれバットマンの世界観をかなり再現しているのでバットマン自身に思い入れがある方ほど拒否はでちゃうのかもなあと。
レゴ世界でも面白いのだから、他のキャラ主役でもみてみたいな。スーパーマンが主役とか。
見直してみると違う感想になるかなあ、と思いつつ、なんか見直す気にもならないというか。
「レゴ・バットマン」に関しては、この劇場版じゃなくDVDスルーの、おそらくOVAだと思うのですが、そっちの方が面白いですね。
「バットマン」単独じゃなく、そちらはもう「ジャスティス・リーグ」になってますが。
ただ、戦闘シーンで音楽がうるさくて、声が聞き取れず。
キャラがたくさん出てくるのは、楽しいと思うか、うるさいと思うか、分かれるのかもしれませんね。





