『メルヘンな風』 yumi
2006年 01月 25日
新人フルーティストのデビュー作、それも、ソニークラシカルが満を持してリリースした、という自信作のようだ。
ライナーノーツにあるプロフィールによると、yumiは現在東京芸術大学音楽部に在学中の学生とのこと。
しかしジャケットの写真はちょっと見、”小倉優子”ばりの美少女で、いよいよクラシック界も”萌え”路線に走ったのか、という感じで驚いた。
ただ、かのサー・ジェームズ・ゴールドウェイのお墨付きということだから実力もあるんだろうし、ビジュアル面で騒がれるだけでなく、意外に大化けするかも?
ヴァイオリンでもなく、ピアノでもなく、フルートということで、キャラの被るアーティストも少なそう。
収められているのは、プーランクの「エディット・ピアフへのオマージュ」、リムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」、ホイベルガー「真夜中の鐘」、ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」、マスネ「タイスの瞑想曲」、そして彼女が小学校4年生の時に作ったというオリジナル「メルヘンな風」の6曲というミニアルバム。
ルックスに騙されずに、ちょっと真面目に聴いてみよう。
ただ、来月には写真集を出すらしいんだな、これが。しかもフリフリの衣装を着た写真もあるらしい・・・?
やっぱりそっち系で勝負? どうも「不思議ちゃん」っぽいし。
そんなこんなで、なんか道を誤るヤツが出てきそう(爆)。