『ディズニーネイチャー/チンパンジー 愛すべき大家族』(2012)
2017年 06月 30日
赤ちゃんチンパンジー、オスカーの誕生から始まり、最初のうちは母親と仲良く暮らす様がほのぼのと描かれていきますが、やがて森の中では群れ同士の縄張り争いが行われていることが明らかにされ、遂には戦いが起ってしまい、オスカーは母親とはぐれてしまいます。群れからも孤立し、日に日に衰弱していくオスカー。ところがここで奇跡が起こり、なんと群れのボスがオスカーを自分の子供として育て始めます。これは極めて珍しいことなのだそうです。
他の群れの再度の襲撃を今度は撃退し、過酷な環境の中でもオスカーが逞しく育って行くであろうことを期待させつつ、映画は幕を閉じます。
人間に近い存在だけに、他のネイチャードキュメンタリーよりも動物たちに感情移入しながら見ることが出来る一篇。
ただ可愛いだけの描写だけでなく、過酷な現実も容赦なく映し出されるのがキツイ、という人もいるだろうとは思います。
特に驚いたのが、木の実を食べるイメージはあるのですが実はチンパンジーは結構雑食で、当然のようにヒトのように肉も食べるのですが、その肉というのが…。
ディズニー印の映画ですが、甘いものではありませんでした。
オリジナル版のナレーションはティム・アレンですが、日本語版は谷原章介。
ナレーター・タイプの俳優さんではないと思いますが、聴きやすい声質なので悪くはないですね。
監督はアラステア・フォザーギルとマーク・リンフィールド。
エンドロールがメイキング映像になっていますが、撮影そのものもかなり過酷だった様子が窺えます。





