『マジンガーZ対デビルマン』(1973)
2006年 01月 27日
というわけでDVD-BOXを引っ張りだしてきました。
原作者が同じで製作会社も同じとはいえ、放映しているTV局も別だし、世界観も全く異なる二つの作品が、TVの枠を越えて劇場の大スクリーンで共演する、その衝撃と興奮は筆舌に尽くしがたいものがあった。
当たり前のように「スーパーロボット大戦」をプレイしている今の若い連中には、わからないだろうなぁ…。
といいつつ、リアルタイム世代でありながら劇場版マジンガーシリーズで、この作品だけ映画館で見ていないのは口惜しい。
大胆な画面構成や目を見張るシーンもある反面、今見ると意味不明なシーンがあったりで、今ひとつ演出も脚本もこなれてない印象があるし、大口叩いている割にデビルマンがちっとも活躍しない(汗)など色々不満点もあるのだけれど、マジンガーZとデビルマン、この両雄が並び立つビジュアルのインパクトには、何者をも代え難い魅力があるのだ。
サイト内にも感想あります。
巨大ロボット・アニメーションとして一世を風靡した『マジンガーZ』、近年忘れたいことがあったものの当時はテレビマンガとして人気のあった『デビルマン』。その2者が『マジンガーZ対デビルマン』という形で相見えるのですからいやがおうにも気分は盛り上がります。でも両者は対戦しません(爆笑)。いつものように機械獣を使い光子力研究所を襲うドクター・ヘル(富田耕生)とあしゅら男爵(柴田秀勝・北浜晴子)ですが、兜甲児(石丸博也)の搭乗するマジンガーZと弓さやか(松島みのり)の搭乗するアフロダイAの前に敗れ去ります。...... more