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『バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生』

新生スパイダーマンのお披露目が『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ならば、ワンダーウーマンが鮮烈なデビューを飾ったのはこの作品。
それまでダラダラと重たいドラマを延々と見せられてきて、その流れを一気に変えてくれたのがバットマンのピンチに颯爽と楯になる彼女の勇姿。
この作品で作られた彼女のテーマメロディは、単独作品『ワンダーウーマン』の予告でも使われ、遂に映画本編でもテーマ曲として流れることに。
音楽担当者は別なんですけどね。

『バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生』_e0033570_19414147.jpgしかしワンダーウーマンは格好良いとは思うものの、変身前のダイアナ・プリンスというか、演じてるガル・ガドットの顔立ちは今一つ好みじゃない。
美人だとは思いますが。
それに胸元が大きく開いた服を着てるシーンが大半なんですけど、ボリュームの点では非常に残念なことに。
これはかつてTVシリーズで演じていたリンダ・カーターのイメージが強すぎるんでしょうか。

おっと、ワンダーウーマンの話題ばっかでも何なので、映画あれこれ。

冒頭で描かれるブルース・ウェインの過去、両親が殺害された日。
家族で見に行ったのはてっきり『エクスカリバー』かと思い何でこの作品が選ばれたんだろうと悩んでましたが、そっちはCOMING SOONで、NOW SHOWINGなのはタイロン・パワー主演の『怪傑ゾロ』でした。
きっとこの映画を見たブルース坊ちゃまの脳裏にマスク姿のヒーロー像がしっかりと焼き付いたんでしょうね。
しかしこの時期、リバイバル公開でもしていたのかしらん?

「マーサが死ぬ!」とスーパーマンに言われて動揺するバットマン。
ここでのマーサは「マーサ・クラーク・ケント」でスーパーマン=クラーク・ケントの養母のこと。
一方でバットマン=ブルース・ウェインのトラウマになっている母親の名前もマーサ・ウェイン。
偶然にも二人の母の名前がマーサだったワケですが、そうじゃなかったらバットマンはスーパーマンに止めを刺していた?

さて、死んじゃったスーパーマンですが、そのままで終わるわけもなく、今年公開予定の『ジャスティス・リーグ』では、出番は多くないかもですが当然復活するはず。どんな理由をつけてどうやって帰ってくるのか、興味津々ですな。
その前に単独作『ワンダーウーマン』ですが、うーん、安易なタレント吹替とかやるんじゃないぞ。

【追伸】
ケビン・コスナーの声はなんで津嘉山正種じゃなくて内田直哉なんだ?
スケジュールの問題?
ギャラの都合?
それとも他に何かあるの?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24594160/
Tracked from ここなつ映画レビュー at 2017-08-14 13:25
タイトル : 「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」
小中学生でアメコミを読み込んだ子供が「バットマンとスーパーマンが戦ったらどっちが勝つかなー」と夢想したその夢を、「くだらないこと言ってんじゃないよ!勉強しなさい!」と一蹴するオカンになるのか、金をかけて一本のゴージャスな作品にする大人になるのか、という所で後者の大人がゴージャスな作品に仕上げたらこうなりましたとさ。っていう具合なので、それ以上でもそれ以下でもない。そしてそのことを批判するつもりはさらさらないので、よろしいのかな、とは思います。それに色んなお楽しみがあった。どっちが勝つかなー、というお...... more
by odin2099 | 2017-07-18 19:44 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


by Excalibur
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