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『ガールズ・イン・トラブル/スペース・スクワッド EPISODE ZERO』

『スペース・スクワッド』の円盤を入手したので、今度は時系列順に見直します。

『ガールズ・イン・トラブル/スペース・スクワッド EPISODE ZERO』_e0033570_21395161.jpgこの映画、オープニングからミスリードを誘う演出が満載。
怪しげなホラーガールとヘルバイラをカットバックで見せ、ジャスミンとウメコはあっさりと惨殺。
と思いきやリセットされ、ループ展開に「?」となってると、ここで種明かし。
シシーが出てきて一気に作品の雰囲気が変わりますが、桃瀬美咲、やっぱ可愛いですねえ。
メイキング映像見ると、ちょっとお肌が荒れてるようなのが気になりますが。
ムードといえば、ジャスミンのポクポクチンも場違いといえば場違いですが、ジャスミンらしいといえば言えるのかなあ。
しかしよく『一休さん』なんて知ってたね、ジャスミン。
それに東映+テレ朝だからオッケーなのかしらん?

シェリーとタミーとの邂逅もスムーズですし、謎の女性(苦笑)マキの登場も格好良く演出されてます。
これは川本まゆと佃井皆美の二人がちゃんと動けるからで、それに引っ張られるように森田のすーちゃんも絶妙のやられっぷりを見せてくれてます。
その分ジャスミンとウメコは割を食った印象がありますが、主役の彼女たちは最後まで出ずっぱりですからね。

ホラーガールもとい銀河連邦警察のバーディー刑事部長から一連の経緯が説明され、物語は第二ステップへ。
ここからは紅牙が登場したりで、序盤のホラームードとは別の殺伐とした展開が待っているのですが、圧巻なのは原幹恵の身体能力の高さでしょうね。
ただ可愛い女の子がワーワーキャーキャー言ってるだけじゃアクション映画としては面白くもなんともありません。
うわー、すげえ!というシーンがスタント丸出しじゃなく、本人がきちんとこなしていることがわかって初めて感激も倍加するワケです。

紅牙は途中で離脱して本編へ(笑)。
ヘルバイラはアリエナイザーとして見事にデリート許可!
ということで55分間はあっという間に終わります。
メイキング見ると楽しそうだし、人見早苗が演じたビビアン以外、名前がクレジットされない女性警官たちもきちんと設定されてることがわかりますし、木下あゆ美・菊地美香・森田涼花・桃瀬美咲・川本まゆ・坂本監督によるオーディオ・コメンタリーの噛み合わなさには失笑を禁じ得ませんし、人を選ぶタイプの作品なので好き嫌いはあるかと思いますが、僕個人としては全面的に応援します。
次もヨロシク!

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25860832/
by odin2099 | 2017-07-25 21:42 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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