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『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(2017)

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(2017)_e0033570_19221072.jpg
『ミイラ再生』『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』も、元々は大神官(高僧)と王女(王の愛人)の悲恋が発端。
最愛の人を蘇らせようとして復活したミイラが事件を引き起こすのだけれども、この作品では王女=ミイラで、身勝手な冒険家ニックことトム・クルーズがうっかり彼女を起こしちゃったので、さぁ大変、というお話に。

ミイラの行為に同情の余地はないし、トム、お前が余計なことをしなければ世界は平和だったのに。

その軍人にして泥棒というニックの前に現れるのがラッセル・クロウ扮するヘンリー・ジキル博士。
言わずとしれた『ジキル博士とハイド氏』のジキルなワケだけど、最初っからエキセントリックなアブナイ人で、これじゃあ二重人格も何もあったもんじゃない。
この人も自分で傷口広げておき乍ら、あとは知らん顔という大変メイワクな御仁。
この調子でドンドン犠牲者を増やしながら、今後の<ダーク・ユニバース>を引っ張っていくのだろうかと考えるとかなーり不安を覚える。

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(2017)_e0033570_19222179.jpg今回も自らアクション頑張ってるし、少々チャラいトムを楽しみたい人ならOKなんだろうけど、そうじゃないと辛い。
共演者も、ニックの恋人となる考古学者ジェニー役のアナベル・ウォーリス、ニックの相棒クリスのジェイク・ジェイソンは個性を出し損ねてるようだし、反対に王女アマネットを演じたソフィア・ブテラは、個性が色々と強烈すぎて好き嫌いが分かれるだろうし、元々期待値は高くはなかったんだけど、その予想すら下回った感じ。

専用のロゴまで用意した<ダーク・ユニバース>、今後のラインナップは『フランケンシュタインの花嫁』、『大アマゾンの半魚人』、『透明人間』、『ヴァン・ヘルシング』、『狼男』、『フランケンシュタイン』、『魔人ドラキュラ』、『オペラの怪人』、『ノートルダムのせむし男』etcのリメイク(リブート)作品が並んでるけど、今回の『ザ・マミー』を見る限りかなり厳しいかなあ。

監督や主演俳優には大物を予定してるようだが、「次」への伏線の貼り方は上手くないし、何といっても次回作の公開予定が2019年というのは遅すぎる。
こういうのは年に一作ぐらいずつ作って一気呵成に行かなければ…。
自信がないので『ザ・マミー』の結果を見てから判断、なんて考えてるなら端からユニバース構想なんかぶち上げなけりゃ良いのだ。
『ドラキュラZERO』、どうなったんだよお。

まあ、「次」でどう立て直すかお手並み拝見だが、興行的にも作品内容的にもあまり芳しくないようで、はたして「次」があるのかどうか…?
Commented by ふじき78 at 2017-08-07 21:28
ダーク・ユニバースありきで話を作るのはようない。
by odin2099 | 2017-07-30 19:23 |  映画感想<サ行> | Trackback(18) | Comments(1)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
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