『仮面ライダーエグゼイド/トゥルー・エンディング』(2017)
2017年 08月 15日
どちらかというと「仮面ライダー剣」の劇場版に近い立ち位置なのかも。
TV見なくなって久しいし、もういい加減「仮面ライダー」の映画も卒業しようかな、映画だけ見ててもよくわからんし、と思っていたのだけれども、意外にも今回はそれなりに愉しめた。
相変わらずライダーがウジャウジャ出てくるのには閉口したけど、なんだかんだありながらも今は共闘体制で、敵対するのは劇場版限定の新ライダーのみ、ということなので強者集結ムードは味わえる。
それにラスボスとのクライマックスバトルがライダー同士の共闘ではなく、主役のエグゼイド単独戦というのもちょっとしたサプライズ。
興行面でも今夏の映画群の中ではなかなか好調らしいが、飯島寛騎、瀬戸利樹、松本享恭、岩永徹也、小野塚勇人、甲斐翔真、それにゲストの堂珍嘉邦とタイプの違うイケメンを取り揃えてるから、お子様だけでなく女性客にもアピールしてるのかな。
キーキャラクターの母親役が藤本美貴なのはビックリで、見ていて全然わからなかった…。
そういやチョイ役でAKB48の娘(倉野尾成美)が出てるんだけど、これはどういう関係なのやら。
ラストのオマケシーンには新番組「仮面ライダービルド」の主役ライダーが登場。
かなりインパクトのあるファーストプレビューでちょっと興味をそそられたが、お話的には蛇足だし、映画の完成度という点でもマイナスだな、あれは。
どうせ出すならもっと本編に絡める方法はなかったものか。