『スパイダーマン:ホームカミング プレリュード』
2017年 08月 19日
「スパイダーマン:ホームカミング プレリュード」は、スパイダーマン=ピーター・パーカー視点で構成された「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のコミカライズ。あくまでピーター中心なので、かなりのダイジェストになっている。
「インビジブル・アイアンマン」#7はスパイダーマンとアイアンマンのクロスオーバー・コミックの一篇。映画版とはまるで違うピーターとトニー・スタークの関係が描かれている。
「アメイジング・スパイダーマン」#2は今回の映画に出てくるヴィラン、バルチャーとティンカラーが初登場するエピソード、#46はショッカーが初登場するエピソードで、いずれも映画版との違いが愉しめる。
しかしこのシリーズも段々と映画本編を補完するものではなくなってきているのが物足りない。映画に絡めてコミックス本編の読者拡大が最優先か?