『マジンガーZ対ドクターヘル』
2017年 09月 15日
騙されました。
これが自分の<東映まんがまつり>初体験。
小さく書いてある<劇場用カラー長編まんが(劇場用新作カラーまんが)>と<カラーまんが>との違いを学び、一歩大人に近づいた小学生の頃…。
それだけその作品の人気が凄かった(集客力があった)ということなんでしょうし、新作を求められても応えられない大人の事情もあるんでしょうけど、子どもを騙してるという後ろめたさは微塵も感じなかったんですかね。
ま、お話の方は再三書いてますが、劇場用作品として相応しいイベント編。
ドクターヘルによって光子力研究所が襲われ、ジャパニウム合金が奪われ、それを使って全身超合金Zに身を包んだ機械獣が出現。頼みのマジンガーZは罠にかかって囚われの身。はたして日本は?!
という娯楽編です。
宙明サウンドのみならず伊福部センセの『わんぱく王子の大蛇退治』やら小杉太一郎先生の『サイボーグ009』の音楽も駆り出しての総力戦!(違うか)
『マジンガーZ』を知らなかったり、たまたまこの回を見逃してしまっていたちびっ子に訴えかけるものは大きかったと思います。
前作のタイトルは『マジンガーZ対デビルマン』と変則的ですが、次回作は『マジンガーZ対暗黒大将軍』ですから、間に並べても遜色のないタイトル。
実際にこのタイトルで新作作ってくれても良かったよなあ。
来年1月にはTVシリーズの「続編」だという新作劇場用映画『マジンガーZ / INFINITY』も公開されますが、この頃の興奮は二度と戻ってくることはないんだろうな…。
http://odin2099.exblog.jp/23792087/