『誰も語らなかったジブリを語ろう』 押井守
2017年 10月 25日
前書きの冒頭部分ですが、かなーりぶっちゃけてます。
ジブリ批判は何故タブー視されていたかも含め、ここまで言ってOKなのは押井監督だから、なんでしょう。

ジブリ作品を全部見てるわけではないですが、今まで漠然と感じていたモヤモヤした部分の幾つかは、この本を読んで「そうだったのか」「なるほど」と得心がいきました。その一方で、その解釈はよくわからない、というものもありましたが。
とりあえず「ジブリ、マンセー」な記事や書籍が氾濫する中、一風変わったガイド本としても使えるんじゃないかと思います。
【ひとりごと】
これは本筋には直接関係ないところではありますが、押井監督にジブリから声がかかったことが二度あり、その二度目の作品が「墨攻」だった、というのはちょっと面白い裏話だと思います。