『誰も語らなかったジブリを語ろう』 押井守
2017年 10月 25日
前書きの冒頭部分ですが、かなーりぶっちゃけてます。
ジブリ批判は何故タブー視されていたかも含め、ここまで言ってOKなのは押井監督だから、なんでしょう。
映画ライター渡辺麻紀との対談という形式で、『風の谷のナウシカ(これはジブリ作品ではない、ときちんと前置き付き)』から『風立ちぬ』までの宮崎駿監督の10作品、『火垂るの墓』から『かぐや姫の物語』までの高畑勲監督の5作品、それに『耳をすませば』『猫の恩返し』『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の6作品を「ジブリ第三の監督たち」という括りで、一部製作の裏話などを交えながらバッサバサと切り捨てて行きます。
【ひとりごと】
これは本筋には直接関係ないところではありますが、押井監督にジブリから声がかかったことが二度あり、その二度目の作品が『墨攻』だった、というのはちょっと面白い裏話だと思います。