『ジオストーム』(2017)
2018年 01月 20日
ディーン・デブリンといえば、ローランド・エメリッヒ監督のパートナーとして、『ユニバーサル・ソルジャー』、『スターゲイト』、『インデペンデンス・デイ』、『GODZILLA』らで脚本、プロデュースとしてコンビを組んだ仲。そんなデブリンの監督デビュー作だから、当然のように全世界が壊滅的被害を被るディザスター・ムービーとなった。
世界各地に大災害が起るシーンは当然ながら圧倒的な物量で見せてくれるが、ストーリーは王道のディザスター・ムービーを往くと見せかけ、大統領を巻き込んだポリティカル・サスペンス、ミステリー映画の方向へ舵を切っている。
そのため多くの爆発や破壊シーンが詰め込まれていながら、意外にパニック映画的要素は薄め。
もちろん主人公兄弟の確執だとか、家族の絆とか、ヒーロー・ヒロインの恋愛劇、自己犠牲…といったパニック映画に付き物の要素は盛り込まれているので、映画全体が薄味になることはなかった。
キャストははみ出し者の兄ジェイク・ローソンをジェラルド・バトラー、兄のストッパー役を担う弟マックス・ローソンをジム・スタージェス、マックスの恋人でシークレットサービスのサラ・ウィルソンをアビー・コーニッシュ、ジェイクの娘ハンをタリタ・ベイトマン、パルマ大統領をアンディ・ガルシア、国務長官のデッコムをエド・ハリス、他にアレクサンドラ・マリア・ララ、ダニエル・ウー、エウヘニオ・デルベス、ザジー・ビーツら全体的に濃いメンツが集まってる。
サスペンス要素の方は途中である程度先を読めるといっていいのか、それとも伏線があまり巧く張られていないので唐突に感じるというか、まあこんなものだろうというところに落ち着き、そして一頃流行った「泣きパニ」になるのかと思いきや、最後はハッピーエンドを迎えるので一安心。主役トリオの吹替は上川隆也、山本耕史、ブルゾンちえみと素人起用だが、これが見事に素人丸出し。
唯一及第点を上げられるのは、意外かもしれないがブルゾンちえみのみだ。
日本独自テーマ曲とか、まだ、あるんだ^;
しかもBZ…
作品自体は結構好きでした。
大味だけど、その大味感でスケールがでかいところがいいな。ものすごい死者がでているけどハッピーエンドだし。
手放しでほめられる作品じゃないけど、B級大作としては十分合格点なのではと。
声優という職業がある以上、
声優さんをつかうべき。とは常々思う事です。
悪しき風習はなくならないですねえ。
まあ失敗したとしても、表立って責任は取らされないし(というか、それが失敗の原因だとみなす判断材料は存在しないし)、宣伝の一貫だと思えばギャラだって安いもの、なんでしょうね。
監督が監督だけに緻密な映画にはならないと思っていたので、大雑把ながらも観客の見たい絵を見せてはくれてるので概ね満足でした。





