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『ガーディアンズ』(2017)

冷戦時代のソビエト連邦。軍は密かに遺伝子操作による超人兵士誕生計画を進めていたが、科学者の一人クラトフは手柄を独占しようと企み、違法な研究にも手を染めた。
軍はクラトフの処刑を命じたが、クラトフは研究施設を爆破し自らも超人に変貌し逃亡。
そして現代、クラトフは突如復活し、政府への復讐を始める。
軍は計画によって生み出された4人の超人たちを探し出し「ガーディアンズ」を結成、これに対抗しようとするのだが――。

『ガーディアンズ』(2017)_e0033570_19152902.jpgロシア版の「アベンジャーズ」とか「X-MEN」とかいった紹介のされ方をしてるけど、昨今のアメコミヒーローブームに影響を受けてるのは見え見えな一篇。
集められた「ガーディアンズ」のメンバーは、熊に変身できる科学者アルスス、超高速で動ける剣の達人ハン、念動力を操る世捨て人の羊飼いレア、それに紅一点、透明化の能力を持つ記憶を失った美女クセニアと地味な能力の持ち主たちで、X-MENというよりファンタスティック・フォーだな、これは。

で、このメンバーが殆どロクに活躍しない。能力を活かした戦い方もしてないし、組織に裏切り者がいたせいもあるけど、初戦であっさりとクラトフの前に惨敗。
最終決戦でリベンジマッチを果たすものの、これも行き当たりばったりで何となく勝ちました、という感じ。普通ならストーリー展開に合わせてキャラクターの能力を設定するか、キャラクターの能力を活かしたストーリー展開を考えるかすると思うのだが、これじゃあそれぞれバラバラに作業したみたいである。

クラトフは爆発に巻き込まれたものの生死不明だし、「他にもガーディアンズはいる」なんていう思わせぶりな台詞を残してエンドロールへ突入。
そのポストクレジットで次回作への伏線と思えるシーンを挟むなど、そこまでマーベル作品トレースしなくてもいいじゃん?と思うものの、あちらではヒットしたらしいからシリーズ化するのかな。

チームの紅一点だけじゃなく、組織のリーダーやオペレーターの子たちが皆カワイイ、キレイな女性ばっかりなのはいいのだけれど、全体的に画面が暗いし垢抜けないので、もし次を作るならもっとアメコミ映画、というよりマーベル作品を研究してからの方が良さそう。
表面だけ真似っこしてもダメなんだよねえ。



by odin2099 | 2018-01-21 19:16 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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