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『咲/Saki 阿知賀編 episode of side-A』(2018)

『咲/Saki』の実写化プロジェクト第2弾!
(第1弾はこちら

『咲/Saki 阿知賀編 episode of side-A』(2018)_e0033570_19461955.jpg小6の時に高鴨穏乃と新子憧は転校生の原村和と出会い、上級生の松実玄を交え阿知賀女子学院で開設されているこども麻雀クラブで麻雀を愉しむようになるのだが、憧は麻雀の強豪中学へと進み、和は再び転校、そして穏乃は麻雀から遠ざかってしまう。
しかし中3の時、和が全国大会の個人戦で優勝したことを知り、穏乃は名門校への進学を決めていた憧を説得し一緒に阿知賀女子に入学してインターハイに出場し、和と再び麻雀を打ちたいという夢を抱く。

今回も全4話+特別編のTVドラマをプロローグにして、その続きを映画で、というパターン。
前作はTV版で県予選出場までを描き、映画版で県予選で優勝して全国大会へ進出を決める、というところで終わったが、今回はTVの最終話で県予選を突破、映画版では全国大会の準決勝までを描いている。
前作は長野、本作は奈良が舞台とローカル色が豊かなのがシリーズの特色と言えそう。

ちなみに『咲/Saki』のタイトルはついているけれど、前作の主人公・宮永咲はシルエットでしか登場しない。
副主人公だった原村和は回想シーンや大会会場でちょこちょこ姿を見せる。
今回の主人公はかなり賑やかなコンビ。
前作の主人公が大人しめのコンビだったので好対照。これは狙ってのことなのかな。

またも美少女揃いのキャスト陣、主人公チームは桜田ひより、伊藤萌々香、恒松祐里、渡邉幸愛、中山莉子の5人、阿知賀女子の監督は南沢奈央、彼女たちのライバル校の選手役として咲良菜緒、小倉優香、水春、島崎莉乃、新井愛瞳、日比美思、RaMu、岩田華怜、志田友美、矢野優花、琴海りお、岩崎春果、高田里穂、岡崎紗絵、工藤美桜、天木じゅん、其原有沙、北村優衣、川津明日香、岡崎百々子といった面々、それに前作キャストの岡本夏美、あの、永尾まりや、菊池麻衣も顔を出し、原村和役は勿論浅川梨奈、そして浜辺美波は今回、咲の姉で最強高校生と言われる宮永照として参加。
一年のブランクがあっても和がそのまんまなのと対照的に、咲とは全く違った照を好演。浜辺美波、恐るべし。

「巨人の星」もかくや、という笑っちゃうほど大げさな演出は今回も健在。
というより超能力者?みたいな描写もあって、更にエスカレートした感じがするが、これぐらいの外連味がこの作品には必要なのだろう。
今回も美少女のオンパレードに目を奪われつつも、爽快なスポ根モノとして大いに楽しんだ。

しかしここまで来たら第3弾も期待したい。
決勝に進出したのは4校。咲と照、宮永姉妹の対決と、和と穏乃、憧の親友対決が柱になるだろうから、ここまで描いてくれないと物語に区切りはつかない。
2本のTVシリーズと2本の劇場版、盛り上げるだけ盛り上げといて「はい、おしまい」では納得できない。是非とも実現、ヨロシク!



Tracked from ふじき78の死屍累々映画.. at 2018-02-23 01:09
タイトル : 『リバーズ・エッジ』『パディントン2』『祈りの幕が下りる..
最近見た5本をまとめてレビュー。 『リバーズ・エッジ』ユナイテッドシネマ豊洲9 ▲画像は後から 五つ星評価で【★★★なまくら刀で滅多打ちにされるような映画】 原作未読。 主要登場人物は2人の男の子と4人の女の子。だが、製作委員会がこぞって作りたがるようなS男とM女の壁ドン・ラブストーリーではない。男のうちの1人は男性として機能しない事からも、恋愛映画としての側面はゼロではないが...... more
Commented by ふじき78 at 2018-02-23 00:53 x
個人的には前回の方が楽しめた。
「そこは私のテリトリーだから」
分からん分からん。何がどうテリトリーなのよ。空気で解決しちゃいかん。今回はそういうの多い気がする。
Commented by odin2099 at 2018-02-25 17:34
> ふじき78さん

一昔前のスポ根モノっぽくなってたね。魔球とか必殺技が出てくるような。
この作品単独だとお話が成立せず、描かれてない部分は前作で補完するしかなかったけど、今回も可愛い女の子が沢山出てくるので満足でした。
これ、次を作ってくれないとお話に決着がつかないなあ。
by odin2099 | 2018-01-25 19:50 |  映画感想<サ行> | Trackback(1) | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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