『シャーロック・ホームズの冒険』 アーサー・コナン・ドイル
2006年 02月 07日
小学生の頃に子ども向けに訳された本を何冊か読んだことはあっても、きちんと向き合ったことがなかった”シャーロック・ホームズ”シリーズ。
いつかきちんと読みたいなと思いつつ、何冊(何種類)か手に取ってはみたものの、活字が小さいものが多かったり、文体が古めかし過ぎて拒絶反応があったり、となかなか踏ん切りがつかなかったのですが、今回光文社文庫から現代人向けの新訳版が出たとのことなので思い切って購入しました。

初めて読む物語、既に知っている物語両方ありましたが、どれもこれも読みやすく、また全て短編ということもあって分量の割りに短期間で読み終えることが出来たと思います。
正直言ってしまえば、随分とあっけないお話が多いんだなと感じたのですが、これはやはり短編ゆえのことなのでしょう。今後もこのシリーズとは付き合って行きたいと考えていますので、それはこれからのお楽しみ、早く長編作品も読んでみたいです。
考えてみると、私も学校の図書館で読んだきりかもしれません。
あれって、やっぱり児童向けだったのかなぁ。
でも、新訳で読みやすいってのはかなり魅力的ですね。
私も購入検討してみます。
もしかするとシャーロッキアンからすると、
色々批判点もあるのかもしれませんが、
やっぱり読みやすいというのは利点でした。
かといって、あまりにも子ども向けでは物足りないし。
その点ではこの本が、自分にはうまく合っていたように思います。