『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
2018年 02月 15日
お馴染みのキャラクターが再登場しての『マイティ・ソー』第二弾でもある。
前作に比べ包容力が増し、貫録タップリで頼れるヒーローへと成長したソー。
それでもレディ・シフやウォーリアス・スリーら仲間たちと一緒にいるときや、義弟ロキを前にするとたちまち前作同様のやんちゃなわんぱく坊主が姿を見せるのが微笑ましい。
そういやソーやオーディンには反抗的なロキも、フリッガに対しては従順というか甘えの感情を見せる。
ロキはお母さんっ子だったのかな。
そのロキ、マレキスに対して「私はヨトゥンヘイムのロキだ」と名乗るが、『アベンジャーズ』の時は「アスガルドのロキ」と名乗っていたっけ。
相手や状況に応じて使い分けているのだとしたら、流石狡猾なロキ、というところか。
傑作続きと評されるフェイズ2の作品群にあって、この作品はあまり好意的な声を聞かないが、ランニングタイムも短めだし、これはこれで十分に愉しめる。
冒頭の九つの世界を巡る場面や、中盤のアスガルドでの戦いのシーンなど、どことなく『ロード・オブ・ザ・リング』を彷彿とさせるのも他作品との差別化となって良い。
それにしてもヘイムダルは意外に役立たずだし、アスガルドも簡単に外部からの侵攻を許すし、神様と崇めるには些か頼りないですな、オーディンもソーも。
【ひとりごと】
『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』ではあまりなかったロキの、自分の身体を張ったアクションシーンはなかなか格好良いけれど、これを見てもトム・ヒドルストンを時期007=ジェームズ・ボンドに推そうとは思わない。
またボンドを黒人に変更するというアイディアにも反対なので、ヘイムダル役のイドリス・エルバも考えられないなあ。
<過去記事>
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